人に頼る(苦手への対処)
自分の苦手なことに対処することの最後は、他の人を頼るということ。 ここでもまず大事なのは、すでにそうなっているということに気づくこと。 私の場合で言えば「社交性」のなさを「社交性」上位の人に補ってもらえていたとの感覚が強くあります。 特に「社交性」x「包含」の人は、自分にとり、とてもありがたい存在。 そういう人は、ネイティブに人と人とをつなぐハブのような存在になっていることが多いです。 私自身も、自分一人ではつながれなかったであろう人たちとのつながりを、その人から与えられた実感があります。 一方、自分自身がその人から一方的に恩恵を受けているということではなく、自分は自分の資質を活かし相手に貢献しています。 自分の上位資質を、特に「アレンジ」x「適応性」をフルに活かし、相手の方の突然の要求にも柔軟に応えています。 こういうある種のお互いさまの関係を作っていくことが大事ですよね。 他にも、昔に比べたらはるかに人に頼ることができるようになったと思っています。 私を含む一部の人たちにとり、人に頼るというのは自分のダメさをさらすという意味で抵抗感のあることだと思います。 そこにあるのは、厳しく言えば(自分にも向けて)自己信頼の欠如です。 できる自分であっても、できない自分であっても、自分の存在価値は変わらないと思えている人ほど人に頼ることに躊躇がありません。 人に頼るということも、相手に向き合う前にまず自分と向き合うことでもあるのです。 人に頼るということを当たり前にできる人からすると不思議に思うと思いますが、人に頼ることが苦手な人は、それを自分に“許す”という感覚が必要です。 人に頼るのが苦手な人は(私も含めて)、ある種の無価値感を自分に対して感じているかもしれません。 前述したお互いさまの観点で言えば、自分には見返りとして提供できるものが何もないと思い込んでいたり。 もちろんそんなことは絶対にないのです。 自分の上位資質は、他の人にとっては下位資質だったりします。 人は元々自分のできることで周囲に貢献し、できないことを補ってもらうことで社会生活を営むことが前提になっているのです。 ストレングスファインダー®はそれを明示的に教えてくれるツールだと思っています。 ストレングスファインダー®で自分の特徴を知り、自己信頼を高めていく方向に自分を整えていく。 いずれにしろ行き着くところはココですね。 ----------- 2021年12月にストレングスファインダー®の34資質のプロファイリングセッションを受けていただいたお客様の声をまとめました。
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