「ポジティブ」は、ひっくり返す
「ポジティブ」の原語は Positivity であり、ポジティブなあり方を指す名詞です。 「ポジティブ」上位の人は、その言葉の示す通り基本的に前向きであり楽天家です。 「ポジティブ」上位の人は、どんなことに対してもそのことのポジティブな面を見出します。 例えば、楽しみにしていたアウトドアのイベントが天候の問題で中止になったとしても、 「最近積ん読が溜まっていたからゆっくり読書が出来て良かった!」 というようにポジティブにひっくり返して解釈します。 たとえうまくいかないことがあったとしても 「これでまた一つ経験値が上がった!」 のように捉えて後ろ向きになることがありません。 そうやって何事もポジティブに捉えることで前を向き進んでいくのが「ポジティブ」です。「ポジティブ」は、楽しむ
「ポジティブ」を感情面から表現すると、“ネガティブな感情を好まない”と言うこともできます。 無意識レベルで常に“自分の感情をポジティブに保ちたい”というのがあると思います。 そしてそれは他者にも及びます。 影響力の資質ではないのでそこまで高いエネルギーを発するわけではありませんが、自らは自然とポジティブなエネルギーを発します。 特に、「社交性」や「コミュニケーション」といった影響力の資質と共に上位にあると、周囲の人も巻き込みながら前向きな雰囲気を醸成していくと思います。 そういう前向きさゆえに「ポジティブ」上位の人は、何でも“楽しむ”ことを大切にしています。 「どうせやるなら楽しく前向きにやりたい」 こういう感覚も多くの「ポジティブ」上位の人が持っているものだと思います。 上の章ととつなげると、どんなことでも“楽しんでしまう”と言っても良いかもしれませんね。 特に「着想」との組み合わせだと“楽しさ”と共に“面白さ”も加わるので、ユーモアを大切にしつつ自らも楽しみ、他の人を楽しませる感覚も出てくると思います。 いずれにしても自他共にポジティブな感情でいることを大切にするのが「ポジティブ」です。「ポジティブ」は、めげない
「ポジティブ」の妨げになる部分を書いてみます。 「ポジティブ」の特徴は、前向きで楽天的なこと。 すなわち、何に対してもどちらかと言えば「何とかなる!」と思いがちです。 なので、些末なことにこだわらないという強みの裏返しで、やや大雑把になりがちです。 この部分が、統計的に見て「慎重さ」との順位が離れやすいことにつながっていると思います。 いずれにしても細かなところへの配慮が欠けがちなので、何かと“やらかす”ことも多いと思います。 とは言え「ポジティブ」上位の人は“めげない”ので、大きな失敗をしても長く引きずることはないと思います。 正確に言うと失敗すればもちろん落ち込むのだけれど、そのネガティブな感情のまま居続けることができないのです。 そこがまた他者から見ると“懲りてない”、“反省が足りない”と見られてしまうところでもあると思います。 ここへの対処としては自分で何とかしようとするのはもはや無理があるように思います。 「何とかなる」というのは理屈ではなく感覚の問題なので、それを何とかしようというのはさすがに無理があると思うからです。 なので、 「時々やらかすんで危ないと思ったら止めてください!」 的に周囲の人にお願いしておくのもアリだと思います。 そういうのも許されるキャラであることも多いと思うので。「ポジティブ」は、ネガティブを直視しない
「ポジティブ」の強みは、物事の“ポジティブ”な面に目を向けること。 逆に言えばその裏返しが弱みにもなり得ます。 すなわち、物事のネガティブな部分を直視しないこと。 物事には、面倒くさいし、楽しくないことでもやらなきゃいけないことがあります。 それでもついつい“ワクワク”の方に惹かれてしまう「ポジティブ」上位の人は、ある意味“現実逃避”しがちかもしれません。 ここへの対処は(機能するかはわかりませんが)、その面倒で楽しくないことを乗り越えた先に楽しいことが待っているということをしっかりイメージしていくことかなぁと思います。 何かしら自分へのご褒美を準備しておくのも良いかもしれませんね。 それと、その楽しくなさそうな仕事の中にもちょっとした楽しみを見つけることは得意だと思いますので、それを意識するのもアリだと思います。 いずれにしても「ポジティブ」だからこその動機づけを前向きに活かし、苦手なことにも取り組んでいくことが大事です。「ポジティブ」は、前を向かせてくれる
「ポジティブ」をまとめます。 ネガティブな気持ちのまま立ち止まっていても決して事態は良くならないことを知っている「ポジティブ」上位の人は、どんなことに対しても気持ちが“上がる”要素を見出し前向きな気持ちにさせてくれます。 たとえ今厳しい状況にあったとしても「ポジティブ」上位の人と一緒だと、きっと前向きな気持ちで取り組むことが出来るでしょう。 どんなことに対しても良い面を見るというか、ポジティブにひっくり返してしまう「ポジティブ」上位の人は、常に“可能性”を見ずはにいられない人なのだと思います。 行き先がいくら行き詰まって見えていたとしたも「ポジティブ」はそこに「何とかなる!」と可能性を見出します。 それが周囲の人に諦めずにもう少しだけでも前に進んでみようと勇気を与えてくれると思います。 もちろん悲観的であることも物事を着実に、確実に成し遂げるために必要なことです。 一方、悲観的過ぎると可能性を見失うこともあると思います。 ここでもやはり役割分担なのだと思います。 「ポジティブ」上位の人の役割は、閉塞感のある中にも可能性を見出し前を向いて進んでいくこと。 まさに今このときが出番です。
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