伝えるということは、行動してみるということ
「伝えるということ」その6です。
これまた、伝えるということ以外の行為でも同じことが言えますね。
私の場合で言うと「責任感」という資質を持っていて、いつでもちゃんと、きちんとやるという強い縛りがありました。
また、「調和性」の資質ゆえに和を乱すことへの恐れから、自分が本当に望むことを表現するのが苦手でした。
頭でどんなにもっといい加減でもいい、自分の思うように表現してもいいと思っても、いきなりそんな自分を全開にすることは難しいです。
というか、私の場合は難しかった、いや難しいというべきですね。
で、とにかくあり方としていきなり変わらないならば、そうなったつもりで少しずつチャレンジしてみるのもありだと思います。
「責任感」ゆえに、約束したことを約束した期日までに徹夜してでも、無理してでもやり遂げようとしてしまいそうなときに、罪悪感を感じつつも先延ばしをお願いしてみる。
「調和性」ゆえに、自分の意見を前面に出すよりはできるだけ周りに合わせようとしてしまいそうなときに、まっさきに「自分はこうしたい」と言ってみる。
それが自分にとって良い結果を生むこともあれば、そうでないこともあるけれど、おそらくそういうことをやってみて感じることになるのは、世の中は自分が考えるよりもっと優しくて寛容だということ。
自分が勝手に自分に不必要な縛りを掛けていたのだと、気づくことになると思います。
そして何より、今までやってはダメ、出来ないと思っていたことを”やれた”自分を認められるようになると思います。
そうやって、自分のなりたい自分に既になったつもりで少しずつ行動していけば、そのうちあり方も追いついてくるのだと思います。
私自身、道半ばですが、そこを追い続けたいと思います。
かと言って、「行動しなきゃ!」になると苦しくなるので、あくまでゆる~く目指します!
文責 ギャラップ社認定ストレングスコーチ 知識茂雄