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相手の強みを搾取しない

前回の続きです。

自分の下位資質を補う効果的な方法のもう一つは、他者を頼るということです。

すなわち、自分が持っていない資質を上位に持つ人の強みを借りるということです。

今日はその際に注意すべき点を書きます。

相手の強みを搾取しない


一言で言うと、相手の強みを搾取しないということです。

これは、前回書いた情報搾取にならないように…と似たようなニュアンスです。

例えば、私の例で言えば「収集心」でいろいろと知ってることが多く(知らなくても調べるの得意)、何かと「教えてください!」と頼られることが多いです。

それ自体は「自我」も上位である私にとっては間違いなく嬉しいことだし、「収集心」を他者貢献としてアウトプットするのは理想的な活かし方でもあります。

あまりよろしくはないけれど、頼られることで自分の存在価値を感じられるという側面もあるので。

でも私にとって、そこには、気持ち良く頼られたくなる人と、そうでない人が存在するのです。

そして、そういう人を匂いで嗅ぎ分けてる感じ(笑)。

どういうことかと言うと、自分の強みを一方的に搾取されてる感覚なのかそうでないのかの違いです。

そういうのってものすごく鼻が利きます(笑)。

具体的にどう違うかと言えば、都合の良い時だけ使われている感覚なのかそうでないか。

要はギブ&テイクで言えばテイクオンリーなのか「機会があれば必ず何かの形でこちらからもギブしますね」なのかの違いです。

かと言って、実際に返してもらう必要がある訳ではないのです。

そういう気持ちがあるということを感じられるかそうでないかの違い。

そして私の場合、ここでのギブとは、必ずしも物質的なものや何らかの行為だけを意味する訳ではありません。

何というか、信用とか信頼とかそういう類いのものです。

もちろん、一方向のものではなく、双方向のものとして。

やっぱりここも「自我」なのでしょうが、私の場合は自分のことを信用、信頼してくれている人に対してはこちらかのギブオンリーでも全然問題ないです。

そしてこういう信用、信頼に基づく関係って、要は日頃からどんなコミュニケーションがなされているかによると思うのです。

むちゃくちゃ遠回りしましたが、要は言いたいのは、人に頼るには「普段からちゃんと関係性作っとけよ!」ということです(笑)。

そういう土台なくして都合の良い時だけ「あなたの強みを貸して!」は、成り立たないよね…ということ。

ま、こういうのに鈍感な人は、良い意味で鼻が利かない人だと思うので、それはそれでいいと思います。

私も自分で面倒くさいやつだとの自覚はありますので(笑)。

良い意味で鼻が利かない人は「そうか、そんな風に思う人もいるのか!」と流していただければと…

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