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自分の当たり前を押しつけない

先日は、プロファイリング初級講座の第二回でした。

この領域においては、これまでの6年半の経験の積み重ねにより、絶対的な自信があります。

ただ、それだけに、人に伝えるという段階での弊害も出てきます。

自分の当たり前を押しつけない


それは、自分にとって当たり前のことは説明が不足してしまうところ。

わかりやすく伝えることを意識していながらも、ついつい無意識に説明が不足してしまうことがあります。

自分にとって当たり前になってしまっていることは、他の人にとっても当たり前だと、当たり前に思いこんでしまう。

これって、ストレングスファインダーの資質で考えても同じことが言えますね。

自分の資質なりの思考は、他の人も同じように考えているに違いないと思い込んでしまうのです。

ここが、人と人とがすれ違う大きな要因だと思います。

例えば、「調和性」が上位だと“合意”するというのが当たり前の感覚です。

でも、「調和性」と順位が逆になることの多い「戦略性」上位の人だと、“合意”はあくまで数ある選択肢のうちの一つでしかありません。

あっ、だから単純に「調和性」上位の人と「戦略性」上位の人がすれ違いやすいと言いたいわけではありませんよ。

いずれにしても、誰かとすれ違っているように感じたとき、ひょっとしたら自分の当たり前を相手に押しつけようとしているのではないかと、自分に問いかけてみることが大事だと思います。

かと言って、これを日常的にやるのはかなり難しいし、まず無理でしょう。

むしろあまりやり過ぎると、自分がどこかに行ってしまう感覚にすらなるかもしれません。

自分の持っている当たり前は、自分自身を形成している大切なものでもありますから…。

なので、他人の言動に対し、何らかのネガティブな感情が湧いた時に立ち止まり、

「ここで相手に求めている自分にとっての当たり前ってなんだろう?」

と自分に問いかけてみることをお勧めします。

そして、そこには自分の大切にしている価値観が隠れているはずです。

自分の当たり前を押しつけないというのは、すなわち自分の大切にしている価値観をそのまま尊重しつつ、相手の大切にしている価値観を同じように尊重するということです。

人って、何かしら閉塞感があり漠然とした不安にさいなまれている時には感情が振れやすいという気がしています。

まさに、“今”がそうですよね。

こういうときこそ、自分の感情を自らマネジメントしていくことが大事だと思います。

その意味でも自分の当たり前を押しつけ、無意識に相手を責めようとしていないかを考えてみるのが大事だと思うのです。

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