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思い込みというブレーキを緩める

先日のコーチングでクライアントさんにお話ししたことで改めて大事だなぁと思ったことを書いてみます。

思い込みというブレーキを緩める


「調和性®」、「共感性®」そして「慎重さ®」など比較的行動のブレーキとして働きがちな資質があります。

そのブレーキは、必要な時に掛かるべくして掛かり、強みとして発揮される場面ももちろんあります。

一方で、本当は行動を起こした方が良いとわかっている、あるいは単にそうしたいと思っているのにブレーキが掛かってしまい、行動に移せないケースも大いにあります。

そして、そういう場合って他の資質を強みとして発揮する場面をも、ひょっとしたら奪っているのかもしれません。

どういうことかと言えば、例えば私の場合は「調和性®」が上位にあります。

だから、何をするにしても、それに関わる人がそれをやることでどう思うのかが気になってしまいます。

「自我®」も高いので、余計にそう思います(否定されたくない)。

具体的に言えば、例えば誰かが何か自分の苦手なことをやろうとしているとします。

そしてそのことを自分は得意にしていて、より要領良く(アレンジ®)しかもハイクオリティに(最上志向®)出来る自信があるとします。

そういう時、本当は「私がやりましょうか?」と申し出ることで相手が喜んでくれ、しかも自分がやった方が成果が出せるかもしれない。

それでも、「なんか、出しゃばるのもあれかなぁ…」みたいに躊躇してしまい、結局前に出ていかないことがあったりします。

もちろん、実際にそう申し出たとしても断られることだってあるでしょう。

でも、それはそれで当たり前のことだし、何も申し出なかった時と自分がやらないという意味では何も変わりませんね。

上は一つの例ですが(わかりづらい??(^_^;))、ただ一つの資質によって掛かるブレーキが、他の資質すべてが輝くかもしれない舞台に上がる機会を奪ってしまうことにもなるかもしれないのです。

“こうしたい”を止めてしまうブレーキのその多くは単なる思い込みです。

ネガティブに「こうなるかもしれない」と感じてしまう根拠のない思い込みです。

だとすれば、他のすべての資質が貢献し、輝ける舞台を与えてあげるためにも、時々思い切ってそのブレーキを解除してあげることがあっても良いと思います。

単にブレーキを緩めましょうということではなく、それそのものが目的でなく、自分の資質をもっと強みとして発揮させてあげるためにブレーキを緩める。

もっと言えば、ブレーキを緩めるというより他の資質が前に出ることを後押ししてあげる。

そう考えてみると、少し一歩踏み出す勇気が湧いてくるのではないかと思います。

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