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ストレングスファインダー®の34資質すべてから情報を引き出す

今回は、ストレングスファインダー®の34資質を読み解く上で多くの人が意識を向けないかもしれないけれど、実はとても大切なことだと思っていることについて書きます。

34資質すべてから情報を引き出す


前回書いたような資質同士のぶつかり合いというのは、かなりのパターンであり得ます。

ある意味、そういう組み合わせのパターンがあることで人間らしさが生まれるものでもあるし、そういう人の内面的葛藤を的確に言い表すことができるところがストレングスファインダー®の素晴らしさでもあると思います。

しかも、そのパターンが文字通り無数にある。

そして、その組み合わせは上位資質同士の組み合わせに限らず、ある資質の組み合わせに対し、それぞれの資質の順位の高低によっても違ってきます

例えば私の場合は、「適応性®」上位であると同時に「未来志向®」はそんなに高い方ではなく「原点思考®」ははっきりと下位に位置しています。

そんな私の特徴は、時間に対するウインドウがとても狭いこと。

それは、自分の意識が向く時間の幅が今を中心として過去にも未来にも極端に狭いということを意味します。

そして、そういう特徴って自分自身の強みでもあるわけです。

自分の時間の枠が狭く、今に集中する傾向があり、それこそが強みであると気づいてからある意味開き直り吹っ切れた感があります。

それまで以上に「最上志向®」x「アレンジ®」x「適応性®」で今ココにすべてのリソースを集中し、最善を尽くしていく。

そこに特化するようになってから、様々なことがうまくいくようになりました。

直近の例を挙げれば、昨日はストレングス以外の講座の講師を務めたのですが、思い切りライブ感を大切にしながらやりました。

私の「調和性®」x「適応性®」や、これまでコーチングのトレーニングで培ってきた受け入れ力を存分に発揮することで、参加者一人ひとりが素直に自己開示できて学びが深まっていきました。

これが、

「もっと、ちゃんときちんと準備して取り組まなきゃ!」

とかつての自分のように取り組んでいたらこうはならなかったと思います。

自分の資質の組み合わせは自分だけのもの。

それを活かすには、その組み合わせから出てくる思考、感情、行動のパターンを、正解は無いながらも可能な限り精度高く読み込むことが必要です。

繰り返ししつこく書いてますが、ストレングスファインダー®って本当に診断しただけではもったいないツールなのです。

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