強みを活かすことは、その裏側の弱みを受け入れること
私自身が一番使えていると思っている資質は「アレンジ®」と「適応性®」です。 自分の上位資質を強みとして活かす。 そして、それを極めるということは、それによって失うことがあることも同時に受け入れるということでもあります。 なぜならば、強みと弱みというのは常に裏表の関係であり、強みを強化するということは、ある意味その裏側にある弱みも際立ってくるからです。 「アレンジ®」x「適応性®」を極めていった先は、究極のフレキシビリティ。 その意味で、最近はライブ感をとても大切にしています。 別の言い方をすれば、準備をしない。 結局のところ、どれだけ準備をしてもその場での瞬間、瞬間を大切にするので、準備する甲斐がないのです(笑)。 例えばワークショップとかでも、事前に参加者の方の資質を読み込むとかは一切しないですし、要りません。 これまで数多くの読み込みをしてきて絶対的な自信があることもありますが、結局のところ目の前にその人がいないと気持ちも乗っていかないのです。 だから、「準備くらいしなきゃ…」と思ってやっていると、ただただしんどいだけだし、しんどい思いをした割に、その場になると準備したことは置いておいてライブに変えてしまうので結局意味がないのです。 ある意味成り行き任せですごく緩くなった感じ。 でも、この準備をしないという緩さのせいで、時々やらかすことも出てきました。 例えばもうずいぶん前ですが、朝一の飛行機で東京(羽田)から帰る際に、ターミナル1なのにターミナル2に行ってしまい、時間がぎりぎりだったために乗り遅れたり…。 航空会社的にターミナル2だと思い込んでいたのです。 ちなみに、時間ぎりぎりなのも“準備”しない緩さと関連しています。 以前の自分であれば、ちゃんと事前に確認したはずだし、時間も余裕をもって行ったはずですが、最近はそれが薄れてしまっています。 別にわざとそうしている訳ではなく、自然とそうなってしまった感じ。 こんな感じで、準備しなくなった分でやらかすことも増えてきました。 で、そうなってしまって後悔しているかと言えばそんなことはありません。 例えば上の事件(?)も、乗り遅れはしたものの、自分にとっての実害は何もなかったのです。 ある意味ここで起こったことは不測の事態(自責だけど…(笑))。 「アレンジ®」x「適応性®」の大好物は…、そう“不測の事態”。 何かが起こったなりにその後に柔軟に対処する。 それこそが私の強み。 自分の資質を極めることでの副作用に、その資質を活かすことで対処する。 なんだか面白いですよね。 昔だと上で書いたようなことをやらかした時、とっても後悔していたと思うのですが、最近はそういう自分を笑えるようになりました。 むしろ、面白いネタが出来たとすら思っています。 実際ここでもネタで使えているし…(笑)。 自分の強みを活かし尽くすことは、その分その裏側にある弱みが際立つということでもあります。 それを受け入れ許すことが、強みを活かすを極める条件なのです。 そしてそれはその弱みで“やらかした”自分を「仕方ないなぁ…」と笑い飛ばすことでもあります。 そうやって自分の強みを一つの個性として磨き、尖らせている人って、いろんな意味でとっても魅力的なのではないかと思うのです。 尖っていると言う意味では私もまだまだですが、これからも極め尽くしたいと思います。
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