ストレングスファインダー®と自己基盤
2017/5/13(土)、14(日)の二日間、近藤真樹コーチをお迎えしてストレングスファインダー®とパーソナルファウンデーション(自己基盤)のワークショップを開催しました。
私は、自己基盤とストレングスファインダー®は密接に関連しているものだと思っています。
正直言うと、上で書いたような思い込みを未だに完全には手放せてはいません。
でも今は、少なくとも、こういう思い込みは必ずしも正しくないことを知っています。
だから、行き過ぎた“ちゃんと、きちんと”はだいぶ手放せるようにはなったし、拗ねたり、いじけたりはしなくなりました。
あくまで表立っては。(笑)
結局、こういった思い込みは、自分の存在価値を他者からの承認により証明しようとしているから存在しているわけです。
つまりは、常に他人軸で生きているようなものです。
本当の意味で自己基盤がしっかり整った状態というのは、自己本位で生きている状態を言います。
自己本位というと、なんだか自分勝手とか、ワガママとかを連想される方も少なくないと思います。
でも、それは違います。
なぜならば、自分を縛っている人が他人を縛るのと同じように、自分を解放して自己本位で生きている人は、他人が自己本位でいることも許しています。
すべては鏡写しなのですから。
今回のワークショップで、近藤真樹コーチにご指導いただいたトマス・レナードの作ったパーソナル・ファウンデーション・プログラムには10の柱があります。
私自身、まだまだそれらとしっかり向き合えているわけではありません。
今回、改めて一つひとつとしっかり向き合ってみようと思いました。
ストレングスファインダー®の資質は、自己基盤という土台に乗っかっているものであり、資質がうまく活かせていないとき、きっと土台が揺らいでいます。
だからこそ、ストレングスファインダー®とコーチングはセットなのです。
ストレングスファインダー®は、ある意味自己基盤を整えるための入り口のようなものだと思っています。
自分の資質ゆえの思考と、そのベースにある思い込み。
それを見ていって、自分を幸せにしない思い込みを、幸せにする思い込みに書き換えていく。
それがストレングス・コーチングの目的だと思っています。
そのためにも、まずは自分自身の基盤を整え続ける覚悟です。
成熟した資質使いとなるために。
文責 ギャラップ社認定ストレングスコーチ 知識茂雄