「内省」をより効果的に活かす その2
前回書いたように、「内省」の思考の深め方は“自問自答”です。 すなわち、自分にどんな問いを投げかけるかで思考を深める方向性が変わってきます。 「内省」上位の人は、その思考の特性からある意味クヨクヨしやすいところもあると思います。 そういう時って、例えば自分にこういう問いを投げかけているのかもしれません。 「なんであの時、あんなことを言っちゃったんだろう?」 得てしてこういう問いってそもそも答えがないか、あったとしても生産的なものにはならないことが多いですよね。 そして、だからこそグルグル思考が回ってしまう。 だから、こういう時は問いそのものを変えることが効果的だと思います。 例えば、 「あの人は、本当にそんなふうに思っているのかなぁ?」 と、自分の思い込みに疑問を持つとか、 「ここから何かを学ぶとして、どう活かせばいいだろう?」 と、一旦過去を振り返ることをやめて、未来に目を向けるとか。 あるいは、問いそのものではなくとも、 「あの時は、あれで仕方なかったんじゃない?」 となだめる自分がいたり、 「さあ、そろそろ顔を上げてみようか?」 と励ます自分がいたりと、自分と会話するいろんなキャラのもう一人の自分を置いておくことも効果的だと思います。 そして、それってそんなふうに自分に問いかけられるってことは、他の人と接する時にも使えるってことなんですよね。 いたずらに 「大丈夫だよ」 と励ますだけでなく 「本当にその人はそう感じたのかな?」 「あなただったらどう感じると思う?」 と問うことで、本人が自ら気づくこともあります。 これってコーチングそのものでもあるんですよね。 それから、思考を磨くためには、やはりじっくり思考する時間を取ることが大事です。 人と離れて、誰にも邪魔されずに思考に没頭できる環境を、しっかりと確保することを意識しましょう。 目に入るもの、聞こえてくるもの、臭ってくるもの、そういう環境って意外と思考に影響しますよね。 自分が心地よく「内省」できる空間を確保しましょう。 戦略的思考力の資質である「内省」を活かすカギはアウトプット。 「内省」の人は、話し言葉よりも書き言葉で表現する方が得意な人が多いです。 ブログなどで、物事の本質をついた文章を発信することで「内省」を活かし貢献するのもアリだと思います。
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