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ストレングスファインダー®の資質「慎重さ」をより効果的に活かす

今回は、「慎重さ」の効果的な活かし方です。

「慎重さ」をより効果的に活かす


まず押さえておきたいのは、「慎重さ」が実行力の資質であるということ。

すなわち、成果を出すことにフォーカスする資質であるということ。

たしかに以前は思考系として分類されていたし、思考系の側面もあります。

ただしその思考というのは、あくまで“実行し成果を出すため”のものです。

ここを自覚できているかそうでないかで、「慎重さ」から来るブレーキが掛かりがちな自分の受け入れ方が違ってくると思います。

もちろん、状況、環境、場面によって、ついつい踏み込みがちなブレーキを緩めることも必要にはなります。

でも、確実に成果を出すためにこそ、しっかりとリスクを検討するために思考する

これこそが「慎重さ」の強みなので、可能な限りその時間をしっかり確保することを意識しましょう。

この準備に要する時間をしっかりと確保する意味でも、周囲の人になぜ自分が準備に時間を要するのか、何を大切にしているからそうなるのかを伝えておくことも大切だと思います。

そして、「慎重さ」の人は動き出す前に十分な検討と準備を終えているだけに、一旦動き出すと(動かないと決めると)もはや迷いがありません

その、一旦自分が納得すれば迷いがなくなるという部分も、しっかり自覚すると良いと思います。

そうすれば、より迷いなくリスクを検討し、準備することに時間を割くことができるようになると思います。

次に、どういう人との協業が「慎重さ」の才能を発揮しやすいかです。

「慎重さ」がブレーキの才能だとすれば、「活発性」(特にx「ポジティブ」)のようにある意味ブレーキの掛からない(?)資質を持つ人とはベストパートナーになり得ます。

「活発性」の人の強みは、“まずやってみる”ところにあるだけに、時々はまらなくていい落とし穴にはまってしまうことがあります。

そういう意味で、その人が向かおうとしている方向に、大きな落とし穴が待っている時は教えてあげましょう。

ミスなく、漏れなく、確実にリスクを回避し、着実に成果を出せる

その強みを、どんな場面でもっとも活かせるのかを考え、周囲に貢献し活かすことを考えましょう

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ストレングスファインダー®は、診断したのみで活かせるものではありません。

一つの資質のみならず、それらの組み合わせによってどんな思考、感情、行動のパターンが出来上がっているのかを理解し、そのパターンゆえの強みを活かしつつ弱みに対処していく必要があります。

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