承認欲求の高さを受け入れる
「自我」はとてもエネルギーの高い資質なので、TOP10に入っていたらもちろんのこと場合によってはそのちょっと下くらいでも少し気にかけておいた方が良いと思います。 このブログにも書いていますが、「自我」には二つのタイプがあり、純粋に人の前に立ち目立つことが喜びであるタイプと、どちらかと言えば“認められたい”との承認欲求の強いタイプがあります。 特にその扱いに気をつけた方がよいのは後者のタイプです。 自分の好ましい言動に訳も分からずブレーキが掛かっていたり、モチベーションが上がらなかったりということがあったら、そこには「自我」が影響しているかもしれません。 「自我」という資質がなぜ扱いが難しいかと言えば、それを強みとして受け入れ認めることが難しいからです。 その名称自体がそうさせている面もあると思いますが、自分の承認欲求の高さを表に出すことに抵抗があるのです。 かつては私もそうでした。 「自我」が上位にあるのを見て、なんだか見たくないものを見てしまった気がして…(笑)。 それでも、コーチングを学び、ストレングスファインダー®を深めていく過程で、この資質こそ大切に扱うべきものだということが身に沁みてわかってきました。 自分の調子の良い時も、そうでない時もそこには必ず「自我」の存在がありました。 “「自我」を大切に扱う”の意味するところは、まず自分がそれを持っていることから目をそらさず、蓋をせずただ認め、受け入れることです。 いつも書いていますが、何かを否定することから生まれるものは何もありません。 ついつい承認を欲してしまう自分を否定したところでそれがなくなる訳ではありません。 だって、欲しいものは欲しいもん!(笑) それをただ認め受け入れるところから始めましょう。 そして、「自我」の最大の強みである”役に立ちたい”という欲求を前面に出し、どんどん周囲に貢献していきましょう。 そうすれば、自然と周りからも感謝され「自我」が満たされていくはずです。 まずはそうやって「自我」を否定せず受け入れ、むしろそれを強みとして発揮し自分を満たしていってください。高すぎる承認欲求を緩めていく
その次に取り組むべきことは、必要以上の承認欲求の高さを少しずつ緩めていくことです。 これはあくまで私の場合ですが、自己肯定感の低さの裏返しとして承認欲求の高さがあるように感じています。 つまり、自分で自分を認められないので他者評価を必要とする感じです。 そして、そこにある図式は“役に立つ=認められる”というものです。 言い換えると、“役に立つ自分でないと存在価値がない”との思い込みがあるのです。 ここに気づけると、「それは本当だろうか?」という問いを自分に投げかけることができます。 なぜそれが大事かと言えば、“役に立つ=認められる”の図式を持ったままだと、周囲からの感謝や承認の言葉を受け取り拒否してしまうからです。 どういうことかと言えば、自分に“役に立った”感が無い限りは例え相手が素直に感謝していたとしてもそれを素直に受け取れないのです。 もったいないですよね。 そして実にバカバカしいですよね。 周囲からの承認を必要としているくせにそれを受け取れないなんて。 それでも、特に私の場合は「最上志向」があることもありこの傾向が強いのです。 自分は大した貢献をしたつもりがないのに相手から感謝されることに対し、必要以上に恐縮してしまいます。 だから、今頑張っているのは何かと受け取り上手になることです。 受け取り下手の裏には「自分なんて…」という自己卑下の感情があります。 今取り組んでいるのはそういうものを払拭することです。 そういう思い込みとしっかりと向き合っていくことが、自己基盤を整えることにつながっていくと思います。 こういう部分はなかなか一人では向き合うのは難しいので、コーチをつけて時間を掛けて向き合うことをお勧めします。
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ストレングスファインダー®は、診断したのみで活かせるものではありません。一つの資質のみならず、それらの組み合わせによってどんな思考、感情、行動のパターンが出来上がっているのかを理解し、そのパターンゆえの強みを活かしつつ弱みに対処していく必要があります。ストレングスファインダー®の専門家であるギャラップ認定ストレングスコーチが自分の資質を活かして人生を好転させるコーチングを提供します。
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