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クリフトンストレングス®(ストレングスファインダー®)で人の持つ複雑な内面を探る

人の持つ複雑な内面を探る


先日は、東京において対面でのストレングス研修でした。

私は参加できませんでしたが、その後の懇親会では会話の中で資質名が飛び交い皆さん楽しそうにされていたと主催の方から伺いました。

当初この種の研修をすることに対し必ずしも全員が乗り気ではなかったと伺っていました。

それはそうだろうと思います。

初めてクリフトンストレングス®(ストレングスファインダー®)に触れる人にとっては海のものとも山の物ともつかぬ感じだったろうと思うので。

それでも冒頭での資質の組み合わせによる振る舞いの傾向性を仮説を立て解説するプロファイリングを通して

「クリフトンストレングス®ってこんなにも的確に人の思考、感情、行動のパターンを表すのか…」

との驚きから皆さん徐々に前のめりになっていきます。

ある方がこういうニュアンスのことを仰っていました。

「就職活動等でいろんなアセスメントを受けてきたけどうまくはまる感じがなかった」

その方に対する私の第一声も「読みづらいなぁ」でした。

それぞれの資質には意識やエネルギーが向かう方向が異なるものがあります。

単純な例では事(成果)に向かうのか、人(関係性)に向かうのか、思考が広がる方向なのか、収束させる方向なのか等です。

多くの方の場合、上位資質の組み合わせとしてはその方向が概ね揃っています。

でも時折この方のように様々な方向に意識、エネルギーの向かう資質の組み合わせを上位に持っている人がいます。

そういう方は、他のアセスメント、すなわち傾向が複数のパターンに分けられどれかに振り分けられるものではどれにも当てはまらないし、どれにも当てはまるとの感覚になりがちなのです。

クリフトンストレングス®は34個の資質それぞれにある種の重みづけがなされそれによる順位でその人の傾向を表します。

結果、今回の方のように複雑な内面を持つ方の思考、感情、行動のパターンも“ある程度”説明できてしまうのです。

これもまたクリフトンストレングス®というツールを活用する大きなメリットです。

もちろん、いかにクリフトンストレングス®が細分化されたものであったとしても人それぞれが本来的に持っている複雑性を100%表せるものではありません。

それでもクリフトンストレングス®を入り口として自己理解、他者理解を探求していくことには大きな意味があると思います。

人って本来的に「わかって欲しい」し、他の人のことも「知りたい、理解したい」との欲求があるのだと思います。

だからこそ、プロファイリングを提供していく中で相手の方の目が輝き前のめりになっていくのだと思います。

これからもこの感覚を多くの皆さんに届けていきたいと思います。

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