「成長促進」の特徴
「成長促進」は、人間関係構築力の資質です。
「成長促進」が上位にある人は、どんな人にも磨けば光る何かがあると信じて人と関わります。
誰でもその人なりに成長し、前に進んでいく、その可能性を信じて関わります。
自分が関わることで人が成長していくのを見ることが、何よりも自分の喜びにつながります。
「成長促進」上位の人は、人の成長に目ざとく気づきます。
そして、それを言葉にして伝え相手を勇気づけます。
「成長促進」の人は、今出来ないことがある人のことも決して見限ることをしません。
常に人の可能性に目を向けています。
「成長促進」が上位の人は、自然と部下や後輩の面倒見が良くなります。
「人を育てたい」「人の成長を支援したい」との自然な欲求から、教職の道に進む人も多いと思います。
もし「個別化」も上位であれば、一人ひとりの個性を尊重しつつ成長させるという感じになるので、こういう人が先生だと才能をナチュラルに活かせるでしょう。
「公平性」が上位であれば、皆に公平に成長のチャンスを与えるとなり、こちらも違った意味でナチュラルに才能を活かせますね。
そして「共感性」も上位にあると、支援している人が自分の成長を喜んでいる姿を見て、自分のことのように喜んであげられるでしょう。
それから、「成長促進」と共に「最上志向」「回復志向」が上位にある場合、それぞれの資質により少しニュアンスが変わってくると思います。
「最上志向」の場合は、その人の強みや得意なところに目を向け、それらをさらに伸ばすという感じになるでしょう。
「回復志向」の場合は、どちらかと言えばその人の今できていないところができるようになることを支援するという感じになるでしょう。
そして、もう一つの側面は、その人の成長を妨げている要因を取り除くという意識もあるかもしれません。
「成長促進」の人は、“失敗”も成長の過程で起こる単なるプロセスの一つに過ぎないと思っています。
人の成長の過程において、失敗することは当然あり得ることであり、失敗を否定、非難することなく励まし、勇気づけし続けるでしょう。
「成長促進」のベースメント(弱み使い)
「成長促進」のベースメント(弱み使い)は、一つには、すべての人に可能性を見出してしまうだけに育成を諦めきれないところです。
「きっとできるようになる!」との思いから、必ずしもその人の得意とするところではないところを伸ばそうとして、場合によっては無駄に時間、リソースを使ってしまうかもしれません。
それと「成長促進」の人が採用面接を担当したりすると、誰を見ても「磨けば光りそう!」に見えてしまい、選考が難しいかもしれません。
こういう時、上述した「成長促進」x「最上志向」の人であれば優秀でかつ磨けば光る人を選べるので、どんな資質との組み合わせを持っているかにもよりますね。
他には、「成長促進」の人の「きっとできる!」との思いが、勇気づけられている本人にとっては場合によって重荷になることもあるかもしれません。
自分の苦手なこと、嫌いなことを「きっとできる!」と励まされ続けるのは、人によっては少ししんどいことかもしれませんよね。
「自分はついついそうなりがちなんだなぁ。」と自覚して、どこまで面倒をみるべきなのかを、相手の気持ちを慮り、効率面も考慮しつつ自己責任で選択する意識を持ちましょう。
「成長促進」とは

「成長促進」の人は、本人すら気づいていない可能性に目を向けさせ、可能性を無限に広げてくれる人です。
その存在に勇気づけられ、人は自分の可能性を信じ、安心して前に進んでいけるでしょう。
文責 ギャラップ認定ストレングスコーチ 知識茂雄
「成長促進」については、以下の記事も参考にしてください。
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