相手の資質の感覚を探る~人間関係の改善に向けて~
第8期プロファイリング講座では、現在各資質の理解を深めることに取り組んでいます。 その際私自身が大切にしているのは、その資質を上位に持つ人の感覚を適切に言語化していくことです。 その理由の一つは、資質の組み合わせによる思考、感情、行動のパターンを読み解く(仮説を立てる)際それらを上位に持つ人の感覚を自分の中に取り入れる必要があると私は思っているからです。 もう一つは、人それぞれに自分なりの物事の見方や感覚があり、そのある種のフィルターを通すことで自分の上位にはない資質の理解の妨げになることがあるため、そうならないようニュートラルに個々の資質ゆえの感覚を言語化していく必要があると思っているから。 例えば先日扱った「自己確信」という資質で言えば、それを上位に持たない人から上位に持つ人を見た場合、何事に対してもうまくいくことに対して自信があるように見えたり、積極的にリスクを取るように見えたりすると思います。 一方、本人の感覚からすると必ずうまくいくと思ってその方向に進んでいるわけでも、わざわざリスクを取りに行っているわけでもないことが多いのです。 「自己確信」上位の人は「こっちだ」と感じたその直観に従っているだけで、うまくいくとの根拠や前提があるわけでは必ずしもなく、また必ずしもリスクを取ることを大事に思っているわけでもないのです。 こうやって言語化したとしてもその人の持つ感覚をそのまま味わうことなど当然ながらできません。 それでも、その感覚を最大限想像してみることならできると思います。 それは、相手の言動に対し自分にネガティブな反応が生じた際、一旦相手の立場に立ち何が相手をそうさせたのかを理解することにつながります。 例えば「自己確信」が上位にない人からみたら「根拠もなく断定的に言わないで欲しい」なんて気持ちが湧くことがあるかもしれません。 でも「自己確信」上位の人の感覚を少しでも理解できていると、ある意味「仕方ない」こととして許せるようになるのではないかと思います。 自分が自分に許していないことも相手の感覚からすると決してそうは思っていないことに気づけると、少なくとも相手の人格を疑い、責めることはなくなると思います。 クリフトンストレングス®(ストレングスファインダー®)の学びを深めれば深めるほど苦手な人が減っていき、人間関係の改善がはかれるのはそんな理由だと思っています。ストレングスファインダー®徹底活用ガイド
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