ストレングスファインダー®の活かし方【応用編】
ストレングスファインダー®による自己理解は、それぞれの資質、そしてそれらの組み合わせによる振る舞いの傾向性を自らの経験と紐付けていくのが基本で、資質をどう強みとして活かすか、そして資質ゆえの弱みにどう対処するかはその延長上にあります。
でも、資質の理解をそれぞれの特徴的な振る舞いに留めるのではなく、その振る舞いの動機づけの価値観とか資質ごとに大切にしているものとかを理解していれば、下位資質を上位資質で補う方法等の応用が効くようになります。
どんな資質の組み合わせを持っていようが、何らかの成果を出すためには行動する必要があります。
そもそも実行力の資質が上位にない場合は、実行力を上位に持つ人とコラボする等で、これまた自分の下位資質はあきらめるのが基本ではあるものの、自分の上位資質を行動のスイッチを入れるために使うこともできます。
実行力の資質が上位にあっても、他の資質との組み合わせでブレーキが掛かりがちだったり、資質の特性を理解していないがためになかなかスイッチが入らない場合もあると思います。
例えば、実行力の資質である「目標志向」は、英語では「Focus」です。
つまり、「目標志向」にスイッチが入るためには、今やるべきことを絞る必要があるのです。
ターゲットを絞り、できればそこに定量的に測定できる指標での目標を置く。
これだけで、「目標志向」がオートマティックに働き、必ず行動が起こせます。
大きな目標が見つからないときは、目先に小さな目標を置いて小さな行動を重ねるうちに、大きな目標も見えてくると思います。
他には、私がよく意識的に使っているのは「責任感」です。
「責任感」は、基本的に自分との約束にはまったく機能しませんが、他人との約束に対しては行動を起こす絶大な効果があります。
それを利用して、何かやらなければならないことがあった時には、誰かに宣言してしまうのです。
今はSNSがあるので、そこで宣言するのでもいいですよね。
「責任感」という資質は「ウソをつきたくない」という心理も働くので、「宣言した以上は…」と実際に行動を起こる確率はかなり高いです。
同じように“宣言”することで行動につながりやすいのは、影響力の資質である「自我」です。
「自我」は宣言したことをやらなかったら格好悪いと思ってしまうので、こちらも「宣言した以上は…」となりやすいです。
こんな風に、自分の上位に持つ資質のスイッチの入れ方を知り、それを“意識的に”やっていくことで様々応用することができます。
ストレングスコーチが提供する資質のプロファイリングやストレングスコーチングでは、それぞれの方の持つ上位資質の組み合わせの応用の仕方を詳しくお伝えしています。
文責 ギャラップ社認定ストレングスコーチ 知識茂雄
--------------------
資質のプロファイリング
ストレングスコーチング
自分の資質を強みとして活かす方法を知りたい方は、是非資質のプロファイリング&ストレングスコーチングを受けてみてください。特に、自分の資質を強みとして活かす方向性、バリエーションについても、それぞれの状況に応じて詳しく解説します。
3ヶ月集中プログラム
ストレングスファインダー®による自己理解をベースに、3ヶ月集中して取り組むことで思考と行動が劇的に変わります。
無料メルマガ「才能を活かして自分らしく楽に生きる方法」
思考を緩め、人間関係を改善し、自分らしく楽に生きる方法を、ほぼ毎日お届けしています。