自分にワガママを許す
「君はワガママだ」 私が前職でまだ1~2年目の社員だった頃に上司から言われたことです。 その当時はまだ若かったし尖っていたので、自分への否定的なフィードバックにはネガティブに反応するはずでした。 それでも、なぜかしらその時は反論する気になりませんでした。 何故かはわからないけれどそんな感じでした。 その「何でだろう?」がずっと残っていて、未だにその情景が記憶として残っているのです。 なんだろ?きっと図星だったのかな? あまりに本質を突かれて反論する気にもならなかったのかな? とは言え40過ぎるまでずっと尖り続けていたので、その出来事が直接的に自分に何かのきっかけを与えてくれた訳でもないのです。 それでも周りの人と衝突するたびに何となく、そのとき言われた言葉を思い出してはいたんですね。 「自分のワガママなのかな?」と疑問が生じつつ、でも次の瞬間には「いやそんなことはない。相手が間違っている」と上書きする日々が続きました。 それでもさすがに何回も何回も同じように衝突を繰り返すことで、いよいよ本当に自分の方がおかしいのではないかと思うようになりました。 そこから少しずつ自分のワガママさや不寛容さに気づき、自覚し、受け入れられるようになっていきました。 あくまで、今思うと…なのだけれど、自分の不寛容さというのは“自分で自分のワガママさを受け入れていなかったから”と捉えると腑に落ちるんですよね。 自分の意のままに物事を動かしたいというのがありつつ、それを自分のワガママとは認めたくない。 だから自分なりの正しさを作りだし、あたかもそれが世の中レベルでも正しいものだと自分を信じ込ませていたのだと。 我ながら手の込んだことをするもんだなぁと思います(笑)。 こうなった根本には、ワガママは悪いことと正誤でジャッジしている自分がいるということ。 ここを緩めるには極論するともっともっと自分にワガママを許すことが大事なんだと思います。 結局のところ自分への不寛容さが他者への不寛容さを引き起こすわけです。 「オレも我慢してるんだからお前も我慢しろ!」的な。 自分がワガママな人間だということを認めるのはしんどいことだけど、それを認め受け入れることが不寛容さを緩めるカギなんだと思います。
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