アウトプットすることの意義
発信を続けるということでもあるけれど、もう一つは自分の学んだこと、そして自分なりに培ってきたことをアウトプットしているということでもあります。 特に思考系の資質、その中でも「収集心®」とか「学習欲®」を持っている人には「アウトプットを意識しましょう」とお伝えしています。 特に、私のように「最上志向®」を持っている人にはそれを意識することがとても効果的です。 なぜならば、自分の頭の中をアウトプットすることで、さらに足りないものに気づきインプットが促進されるからです。 「最上志向®」x「学習欲®」にとっては、学びと新たな経験こそ自分を高めるものだと考えます。 つまり、アウトプットが新たなインプットを生み出し、効果的な学びのサイクルが回り始めるのです。 振り返ると、私の場合、会社員時代から自然とアウトプットはやってきていました。 社内の勉強会とか、いろんなものを立ち上げてやっていました。 「最上志向®」x「アレンジ®」的には、各種業務効率化もやっていたし、関連するプロジェクトも勝手に立ち上げてやっていました。 そう振り返ると、その当時は気づかなかっただけで、やっぱり自分の資質にそのまま従った行動になっていましたね。 でもその当時は本当に無意識のままだったので、もし、もっと自己理解を出来ていたならば、もっともっと活かしまくっていたと思います。 ここで言いたいことは二つあります。 一つには、これまでもしつこくお伝えしてきた自己理解、他者理解の大切さです。 そしてもう一つは、自分が無意識に習得している何かをアウトプットすることの大切さです。 上で書いた学びのサイクルを回すということもそうですが、自分が当たり前に身につけていることって他の人に対してはそうではないので、それを伝えていくだけで十分な価値があるのです。 例えば「収集心®」だと自分が知らないことがあるとすぐに検索して調べますが、その際無意識に検索ワードの組み合わせを選択していると思います。 どういう組み合わせで検索すれば所望の情報がドンピシャ得られるかが、自然とわかるのです。 でも、他の人にとっては必ずしもそうではない。 だから、自分がどういう基準でそのワードを選択しているのかの、ある意味そのノウハウは、他の人にとっては「へぇ~」なのです。 つまり、自分が当たり前にわかっていることが、他の人にとっては有益な情報になり得るのです。 もちろん、他の人が「収集心®」を身につけた方が良いとかいうことでは必ずしもないし、人によってはわからないことは躊躇なく人に尋ねるということを強みとしている人もいます。 いずれにしても、自分が当たり前に知っていること、わかっていることにこそ価値があることに気づき、それを他者貢献としてアウトプットすることが、結果的には自分の資質をより強みとして活かしていくことにつながるのです。
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