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チームで成果を生み出すために、それぞれが考えるべきこと

先日、大分でクリフトンストレングス®(ストレングスファインダー®)のセミナー講師を務めました。そこに集まったのは、同じ志を持ちながらも、それぞれ異なる才能を持つ方々。初めましての方もいれば、久しぶりにお会いする方もいて、場のエネルギーは前向きで、活気に満ちていました。

セミナーの中で、ある質問をいただきました。

「この中で誰がリーダーをやった方が良いとかは出てくるんですか?」

確かに、強みを知ることで「この人が適任」と決まるように思われるかもしれません。でも、答えは 「ノー」 です。クリフトンストレングス®(ストレングスファインダー®)では、誰が何をやるべきか、という正解はありません。 なぜなら、どんな役割であっても、その人なりのカラーが出るからです。

リーダーシップとは、「こうでなければならない」ものではなく、その人の強みを活かして発揮するもの。

たとえば、

・「指令性」 を持つ人なら、率直な言葉でチームを引っ張る。
・「最上志向」 を持つ人なら、成果を高めることに尽力する。
・「共感性」 を持つ人なら、チームを支え、寄り添う。


そして、リーダーがどんな強みを持っていても、他のメンバーは自分の才能を活かしてサポートできる。

大切なのは、「このチームで生み出すべき価値」に向けて、それぞれがどう才能を発揮するかを意識すること。

チームが集まる以上、そこにはすでに生み出すべき価値(目標)がある はずです。重要なのは、その価値を実現する過程で、それぞれがどの場面で、どのように才能を発揮するのか を意識することです。

たとえば、新しいプロジェクトを進める場合、

☑ アイデアを生み出すことが得意な人 は、企画の初期段階で発想を広げる。
☑ 実行力のある人 は、計画を具体的なアクションに落とし込み、スムーズに進める。
☑ 調整力のある人 は、スケジュールを整え、関係者と調整しながら進行を支える。
☑ 人をつなぐのが得意な人 は、必要な協力を得るために周囲との連携を担う。


このように、「このチームで生み出すべき価値に向けて、それぞれがどの場面でどう力を発揮するか?」 を意識することが大切なのです。

多様だからこそ、すれ違うこともある。でも、多様だからこそ、それぞれが場面に応じた役割を持ち、価値を生み出すことができる

そんなことを改めて実感できる、素敵な時間でした。


株式会社ハート・ラボ・ジャパンでは、クリフトンストレングス®(ストレングスファインダー®)を活用した各種研修を提供しております。詳細はこちらよりお問い合わせください。


上記はギャラップに承認されたものではなく、ギャラップの認可も推薦も受けていません。クリフトンストレングス®(ストレングスファインダー®)に関する意見、見解、解釈は、株式会社ハート・ラボ・ジャパン代表 知識茂雄だけの考えです。



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