生身の人の話しから資質理解を深める
先日は、私が主催するストレングスコーチ同士のトレーニング・グループ内での資質勉強会でした。グループとしての活動も、この勉強会も、もう6~7年続けています。
資質勉強会も毎月二つずつ取り上げて継続的に実施しています。
34資質もあるから時間は掛かるのだけれど、それでもずっと続けてきたので当然ながら同じ資質の勉強会を繰り返しやっていることになります。
それはなぜかと言えば同じ資質であっても一人として全く同じ出方はしないからです。
勉強会自体基本的にはその資質を上位に持つ人たちのお話しを聴くことが中心となります。
毎回参加者が違う訳なので、そのたびに新たな発見があるのです。
昨日の「未来志向」にしても例えばどれくらい先の未来をイメージしているのかも人それぞれに違います。
10年、20年先を当たり前にイメージする人もいれば、せいぜい2~3年後という人もいます。
当たり前ですがどれが正解ということではなく、どれも正解なのです。
我々ストレングスコーチが資質のプロファイリング(上位資質の組み合わせから来る振る舞いの傾向性の読み解き)を提供する際もこのスタンスです。
プロファイリングはあくまで仮説であり、唯一の正解は本人の感覚にしかない。
では、プロファイリング=仮説は意味がないのではないか?
決してそんなことはありません。
精度の高い仮説を提供することで本人が気づいていなかった自分の思考の特徴に気づくこともあるのです。
こちら側から提供した精度の高い仮説を自分自身の感覚と照らすことで自己理解が深まっていくのです。
プロファイリング(仮説)の精度を上げるには、当たり前ながら一つひとつの資質の深い理解が必要となります。
だからこそ繰り返し、繰り返し生の人の声を聴くことで学んでいるのです。
同じ資質であっても一人ひとりで方は異なるけれど、違う中での最大公約数的な共通点も見えてきます。
生身の人を対象とする勉強会はその意味で二つの目的があります。
一つは最大公約数的な資質の特徴の理解を深めること。
もう一つは同じ資質でありながらも表出の仕方の違いが他のどんな資質の影響から来るのかを紐解き、精度の高いプロファイリングにつなげていくこと。
一般の皆さんがそこまでやる必要はもちろんないのですが、とは言え資質と絡めて自分を含めいろんな人の話しを聴いていくのは深い自己理解、他者理解そして相互理解へとつながります。
そして、それは場合によっては自己否定から自己肯定へと、他者否定から他者肯定へとつながり人間関係の改善にもつながっていきます。
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いろんな発見があり楽しいと思いますし、参加しているうちに自分も含めた人を好きになる感覚が得られると思いますよ。
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