資質のプロファイリング

資質には「二面性」がある

資質とは“無意識に繰り返される思考、感情、行動のパターン”のことを言います。平たく言えば“思考のクセ”です。その思考のクセゆえに時と、場合と、相手によってはそれが勝手に強みとして表に表れています（バルコニー = 強み使い）。一方で、別の時と、場合と、相手によっては、むしろそれが弱みとして表に表れています（ベースメント=弱み使い）。これは誰でも、必ずそうです。

この資質の二面性と、自分自身の普段の言動を照らし合わせて、エピソードべースで理解することで、タイミング、場面、相手によって自分の言動をより良い方向にマネジメントすることが可能になります。

資質の「組み合わせ」が膨大にある

資質による言動の傾向性は、各資質それぞれ単独で出ているわけではありません。資質の組み合わせにより、微妙に傾向が異なってきます。

例えば、「最上志向」と「成長促進」を併せ持った人は、人の良い面を見て、その人がそれらをさらに伸ばしていくことを支援します。一方、「回復志向」と「成長促進」を併せ持った人は、その人が今できていないところを見て、それらができるようになることを支援します。

同じ「成長促進」でも、同時に上位にあるのが「最上志向」なのか「回復志向」なのかで人を見ているポイントが違ってくるのです。

TOP5の組み合わせの数は、3,300万通りあります。それを機械的に分類し、解説するのは不可能であり、クリフトンストレングス®（ストレングスファインダー®）の専門教育を受け、豊富な読み込み実績のあるギャラップ社認定ストレングスコーチにしかできないことです。

自己肯定感が向上する

クリフトンストレングス®（ストレングスファインダー®）の診断結果を見て、「これは強みじゃない...むしろ弱みだ...。」と受け取ってしまう方も多くいます。それこそ、もったいない!

上でも書いたように、クリフトンストレングス®（ストレングスファインダー®）の資質は、強みとして出ている場面が必ずあります。
資質の読み込み（プロファイリング）では、資質の組み合わせを含めてその方の資質ゆえの強みを説明し、それとその方自身のエピソードを紐付けていきます。その結果、自分の資質が実際に強みとして出ていることが実感でき、間違いなく自己肯定感が上がります。

自分自身を肯定的に見ていくことは、自分らしく生きることの第一歩です。