答えではなく考え方を伝える
まずは、基本的に正解があるものではないということ。 ここでの正解がないとの意味は二通りあります。 それは、相手が人である以上、資質の組み合わせからその人を100%言い表すことは不可能であること。 人が持つ思考、感情、行動のパターンはそう単純なものではないということです。 とは言えここはある程度の正解を示す他ありません。 より正確に言うと、正解というよりは不正解を排除すると言った方が良いかもしれません。 すなわち、この資質の組み合わせでこういう振る舞いにはつながらないというものだけは押さえていくということです。 そしてもう一つの正解がないとの意味は、資質の組み合わせのパターンがあまりに多いということ。 TOP10だけみても、その組み合わせは400兆通りを越えます。 その組み合わせのすべて頭に入れるなんてできっこありません。 結局何が言えるかと言うと、この講座の意味は、答えを伝えるのではなく考え方を伝える作業だということです。 で、これがまた難しい訳です。 だって、人それぞれに思考回路が異なるから。 例えば私の場合は、「個別化」が高くないので、いろんなことを一般化してしまうことがある意味当たり前に出来てしまいます。 ところが「個別化」上位の人は、相手がどんな人かで表現や伝え方が違ってくると考えます。 つまり、私にとっては十分に与えられていると思える情報が「個別化」上位の人には必ずしも十分ではないということ。 上記は一例ですが、そういう思考の違いを乗り越えて何かを伝えていくにはどんな思考の人でも共通して通用するような方法を伝えねばなりません。 それが昨日の講座でようやく掴めた気がしました。 それは、まさに私が無意識にやっていることです。 私の場合は、資質の組み合わせを見てまずはそれぞれの資質の持つ動機づけを考えます。 「最上志向」であれば“何かを極めたい”とかその類いです。 そして、動機x動機でその人がどんな場面でどんな振る舞いをしそうかを頭の中で想像します。 この際、私の場合は自分の中にその動機を取り込みその自分がどう振る舞うかを想像している感じです。 そうやって自分の頭の中で描いた具体的なその人の振る舞いを言語化していくイメージです。 そう、一旦イメージ(画)にしてからそれを言語に落とし込んでいく感じ。 つまり、資質を言語化しておいてその言語化されたものを組み合わせても“ヒト”を描くことにはならないということです。 今日は特にオチはありませんが自分の中の気づきを書いてみました。
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