罠にはまるメカニズムを考える
例えば、「調和性」が高い分「戦略性」が低い私は、未来に得るものを想定して今を考えるというのが超苦手です。 むしろ「適応性」なので、今に集中してしまいます。 先日のストレングスコーチのトレーニングでは、まさにその悪いクセが出てしまいました。 3組の登壇者がオンライン研修に関する知見を披露し、その後3組それぞれのブレイクアウトセッションに移行するというものでした。 私の思考としては、ひとまず最初に与えられた10分間で伝えられることは全部伝え、その後のブレイクアウトはそこで伝え切れなかったことを補い、質問を受けるくらいにしか考えていませんでした。 で、私の次に発表された方々は共に「戦略性」一位。 だからその場ですべてを話す訳ではなく、ちょい見せに留め、あくまで本番への導入としてその時間を使い、上手にブレイクアウトに誘導されていました。 そして結果的にも私のグループはごく少数で寂しい結果に(^_^;)。 もちろん単にテーマそのものの魅力とか、伝え方とかそのあたりが一番の要因だとは思います。 ここでの本質はそこではなくて、思考パターンってそういうものだよねということ。 私の場合は、「最上志向」「適応性」で今今に最善を尽くす。 プラス「責任感」で、今聞いてくれている人への責任を果たしたい。 逆に言えば「戦略性」的な考え方が、先々の利益を得るために今を犠牲にしているように感じてしまう。 誤解のないように言っておきますが、あくまで自分の資質的にそう感じてしまうだけで「戦略性」的な考え方を否定するものではないですよ。 サービスの提供ということで考えれば、導入部分だけでなく全体を提供してこそ相手のためにもなるわけなので。 大事なのは、こうやってなぜ自分がそうしてしまうのかを辿っていくと、それを踏まえどうしていくのかを自分で選べるようになるということです。 私の場合は、どちらかと言えばこの件に関しては諦める感が強いですね。 たぶん同じような場面が次やってきたとしても、また同じことをやっていると思います。 だって、今回も思ったのは 「あー、前回も同じことやってたなぁ」 でしたから…(^_^;) ま、私の強みはその裏返しで深く考えずにやみくもに何でもやってしまえるところだと思います。 メルマガも、ブログも、Twitterも、YouTubeも、noteも、Instagramも、先々のことは考えずコンテンツを転用しながらやみくもに発信しています。 でもそれが自分のやり方であり、効率は悪くとも幅の広さと深さと量で勝負するしかないなぁと。 時間は掛かるけれどもそれで広がってきた実感もありますから。 一方でせっかく誰かとコラボするならば、自分の苦手をしっかり補ってくれる人がありがたいですね。 そしてその際の私は、「調和性」「適応性」で従順な“乗っかり力”を活かすこと。 とにかく、自分の陥り易い罠に対し、なぜそうなってしまうのかのメカニズムを理解すること。 その上でついついそうなってしまうことを前提としてどう対処していくかを考える。 これが基本です。
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