「収集心」の特徴
「収集心」は、戦略的思考力の資質です。 「収集心」は、情報を集める資質です。 自分の知らないこと、わからないことがあると、すぐにネット検索等して調べます。 「収集心」の人は、純粋に自分の知的好奇心を満たすためだけに情報を集めることが多いです。 知らないことをそのままにしてはおけないのです。 収集心と一緒に上位になりやすい「学習欲」も併せ持っていると、なおのことそうなりやすいと思います。 「学習欲」は、自分の知らなかったことが知っている状態になっていく、そのプロセスを楽しむ資質なので、情報を集めることを楽しみながら同時に「学習欲」も満たしている感じになると思います。 「収集心」の興味関心は幅広いことに向くので、「収集心」x「学習欲」だと幅広いことを学ぶにもなりますね。 最近では、情報を集めると言えばネットが主なソースになると思うので、そういう意味ではネット検索が得意な人も多いと思います。 と言うか、本人はきっと得意とも思っていなくて、あたり前にやっていることだと思います。 で、検索の場合、どういうキーワードで検索するかが大事だと思いますが「収集心」の人は検索することに慣れているので、どういうワードで検索すれば欲しい情報がヒットするかをわかっているのです。 「収集心」の人は、人からいろいろと教えて欲しいと訊かれることも多いと思いますが、その際、「そんなの検索すれば一発で出てくるでしょ!」と思うかもしれませんね。 でも、「収集心」のない人にとっては必ずしもそうではなく、自分で調べるくらいなら人に聞いた方が早いと思う人がいることを知っておきましょう。 そういう人に情報を提供するのも自分の「収集心」を活かした他者貢献ですよね。 「収集心」の人は、基本自分が調べたいことを調べてその先どう使うかはないことが多いのですが、「いつか役に立つかも!」という理由で集めた情報を溜め込んでいることが多いです。 何かの目的を持って「収集心」が発動されることももちろんあります。 何か買い物をする際、例えば家電等であればまず価格.com等で各メーカーの当該製品の情報を集め比較検討した上で購入するとかの行動に結びつきます。 「慎重さ」も併せ持っていると、購入した後で後悔したくないので、より慎重に情報を集めて検討することになるでしょう。 他の資質との組み合わせで言えば、「着想」を併せ持っていると、「面白い」ものに惹かれるので、何かを検索している途中で面白い情報に出会うと、それについてさらに情報を集め始めて…と、気がつくと時間を忘れてあちこちのサイトをさまよっているなんてことがあると思います。 余談ですが、「収集心」の興味関心を人に向けると、人間関係構築力の代わりとしても使うことができます。 ある意味、人を情報源としてその人から情報を引き出そうと関わっていくのです。 そうすることで、相手からすると自分に興味関心を持ってくれているということで親近感を抱いてくれるかもしれません。 戦略的思考力が上位で、人間関係構築力の資質が上位に無い方は参考にしてくださいね。「収集心」のベースメント(弱み使い)
「収集心」のベースメント(弱み使い)としては、一つには、基本的に集めた情報を先々どう使うかというところまでは考えていないことが多いので、とりあえず保存している場合が多く、情報が整理されているとは限らないことです。 もし、「規律性」も併せ持っていればきっと情報の整理整頓にも気が回ると思いますが。 ま、それでも情報を持ってさえいれば、どこかに有りさえすれば、探し出すのは得意なので問題はないのですが。(笑) とにかく、「収集心」の人は情報を集めることそのものが目的化しやすくインプット過多(英語ではそのままInput)になりやすいので、いかにアウトプットして周囲に貢献するかが「収集心」を活かすカギです。 後は、一度集めた情報は、「いつか使うかも…」で保存、保管しているので捨てるのが苦手というのがあります。 例えば、講座、セミナーでもらった資料の類を捨てられないとか。 ほとんどの場合二度と見返すことはないのに捨てるのがしのびないと思ってしまうのです。 なので、「捨てるのが苦手だなぁ。」と思ったら、曜日を決めて整理整頓するとか意識的に構造化したり仕組みを作っておくといいと思います。「収集心」とは
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