成功法則は皆に当てはまる??
今日は多分結論は出ないのだけれど、SNSの他の人の投稿を見てぼんやり考えていることを書いてみます。
結論がないのであまり為にはならないかも。
世の中にはいろんな成功法則的なものがあふれています。
そのどれもがきっと一面では正しいはず。
それでも、それが誰にでも当てはまるかと言えば、それはちょっと疑問…。
今日ちらっと目にしたのは、言われてから学ぶ人は、自発的に学ぶ人には追いつけない的なニュアンスでした。
だから自発的に学ぶべきだ…という結論ではないのですが、なかなかに難しい問題だなぁと思ったのです。
自分の場合は、資質的に言えば「学習欲」そのものがあるので、まさに自発的に学ぶタイプだし、そうやって自らできることを広げてきたおかげで、今のある種の“器用さ”が備わったのだと思います。
その意味で、自分にとっては自発的に学ぶことは必要不可欠だったと断言できます。
そして、そういう自分だからこそ、昔は自発的に学ばない人を見て「なんで????」と思ってもいました。
でも今はストレングスファインダー®を学んだおかげで、そういう短絡的な見方はしなくなりました。
人それぞれに学ぶ動機づけは異なると思いますが、SFの「学習欲」的には学ぶということそのものが価値であり、ニーズなので、放っといても学んでしまうのです。
そういう人は「学びが重要だ!」と声高に叫ばれなくとも勝手に学びます。
一方、世の中にまったく学ぶことに興味のない人はいないにしても、学ぶことそのものにどれくらいの価値を置いているかは人それぞれだと思います。
あくまでSF的に言えば、学びそのものが目的化している人と、学ぶことはあくまで手段であると認識している人がいるはずです。
実行力上位であれば、何らか成果を出すためにその手段として必要であれば学ぶとか。
思うのは、仮に自発的に学ぶことが大事だということが普遍的な事実だとしても、ただそれだけを訴えても、必ずしも相手には伝わらないだろうということ。
例えば「適応性」が上位の人に対し、目標を持つのが大事だという、一般的には普遍性のある成功法則だと言われていることを訴えたとしても、目標に対する意識を保ち続けることが難しいという「適応性」の特性そのものは、努力だけでは如何ともしがたいのです。
そこには何らかの工夫が必要になってきます。
学ぶという行為にしても同じことですね。
そもそも学ぶことそのものには価値を置かない人を、どうやって学びたいと思わせるのか。
ここに一工夫が必要なのだと思います。
成果に紐付けて学びの意欲を高める。
人との絡みを紐付けて学びの意欲を高める。
その人なりのモチベーションスイッチを探してあげる必要があるのだと思います。
結論めいたものはありませんが、それを自然に、当たり前にできてしまう人が「これが大切だ!」といくら訴えても、響かない人には響かないし、難しい問題だなぁと思った次第です。
苦手なことを頑張ってやり続けても、できない自分を見続けてしまうことになり、自己肯定感が下がるだけですしね。
ま、響く人に響けばそれでいい…てのも一つの答えではありますが。
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