本音を大切にし、安心できる関係を築く5回シリーズ
講座のご案内
人間関係の中で「まあいいか」と小さな我慢を繰り返していると、次第に自分の本音が見えなくなり、相手との関係にも無理が生じます。この講座では、そんな日常の中で置き去りにしてきた自分の声を丁寧に拾い上げ、安心して人と関われる方法を学んでいきます。段階的に進めていくことで、自分の気持ちを理解し、大切に扱えるようになります。そして最終回では、実際に相手に伝える練習を行い、自分らしさを保ちながら率直にコミュニケーションする力を育てます。
開催日時
※第5回は他必要に応じ日程調整して実施
プログラム内容(全5回)
第1回:小さな我慢をやめて、本音に気づく
日常の中で「まあいいか」と流してきた小さな妥協を振り返ります。「本当はこうしてほしい」「これはやめてほしい」と感じたのに言えなかった出来事を書き出し、その理由を探ります。妥協が積み重なるとどんな影響があるのかを理解し、自分の声を尊重する感覚を取り戻します。グループで共有することで「自分だけではない」と実感し、共感を通じて安心感も得られます。
第2回:感情の奥にある欲求を見つける
怒りや不安、悲しみなどの感情は、ただの反応ではなく「本当はこうしてほしい」という欲求のサインです。この回では、自分の感情を手がかりに、その奥にある欲求を特定していきます。欲求を自覚できないままでは誤った行動につながることもあるため、まずは「自分は何を必要としているのか」を明確にします。そのうえで、それを健全に満たす選択肢を考え、現実的にできる一歩を見つけます。
第3回:人との距離感を整えて、安心して関わる
相手に合わせすぎて疲れてしまったり、逆に距離をとりすぎて孤立したりしていないでしょうか。ここでは、自分にとって心地よい距離感を探ります。「ここまでは受け入れられる」「ここから先は難しい」と線を引くことで、自分を守りながら人と関われる感覚を養います。過去に境界が曖昧だった経験を振り返り、そこから学んだことを整理することで、今後どう距離を調整すれば安心できるかを具体化します。
第4回:大事にしたいことを言葉にして、日常に取り入れる
自分らしさを支えている「大事にしたいこと」を見つけ、それを守る行動を日常に落とし込みます。没頭できた体験や心から充実を感じた瞬間を振り返り、そこに共通する要素を言葉にしていきます。そして「それを大切にするためにどんな習慣や工夫を取り入れるか」を考え、無理なく実行できる形に整えます。グループで共有することで、自分にはなかった発想や工夫も取り入れながら、自分らしさを生活に根づかせていきます。
第5回:伝える力を磨く(ロールプレイ中心)
これまでの学びを土台に、実際に「相手に伝える」練習を行います。家庭・職場・友人関係など、自分にとってリアルな場面を題材に選び、相手を尊重しながら自分の思いやお願いを率直に表現します。講師が一人ひとりと対話しながらロールプレイを進めるため、実際の生活に直結するフィードバックを得られます。日程を分けて複数回に分散実施することで、全員が実践に十分な時間を持てるように設計されています。
バディ制度
各回の間に受講者同士でバディを組み、振り返りや声かけをし合います。毎回ランダムにペアを作りますので、様々な方との交流を通じて多角的な学びが得られます。「一緒に取り組んでいる」というつながりがあることで、講座での学びを日常生活に持ち帰りやすくなり、続ける力にもつながります。
お申し込み
自分らしさを大切にし、安心できる人間関係を築きたい方のご参加をお待ちしています。
お申し込みフォームはこちらまとめ
この講座は「我慢を手放す → 欲求に気づく → 距離感を整える → 大事なことを守る → 相手に伝える」という5つのステップで進みます。段階的に取り組むことで、自分の気持ちを理解し、それを大切に扱えるようになり、最終的には安心して相手に伝えられるようになります。自分らしさを失わずに人と関わる力を身につけたい方におすすめです。