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ストレングスファインダー®とコーチング

ストレングスファインダー®は、自分の無意識の思考、感情、行動のパターンを教えてくれます。

ストレングスファインダー®の診断で「あぁ、確かに自分にはそういうところがある!」というところで満足している人も多いと思います。

でも、肝心なのは、単なるツールに過ぎないストレングスファインダー®を活かし、どう自分の人生をより充実したものとしていくかにあります。

そのために必要なのは、実践です。

自分の才能、すなわち無意識に繰り返し表れる思考、感情、行動のパターンをどのように強みとして活かし、その資質ゆえの弱みにどのように対処していくか、そこでは実践に伴う「これでいいんだ!」という実感を得ることが早道です。

実践を重ねることで、それまでの不要な思い込みから少しずつ解放され、自分の才能を活かしつつより楽に生きられるようになります

そして、ストレングスコーチは、その実践を強力に後押しする存在です。

ストレングスファインダー®とコーチング


ストレングスコーチは、まずストレングスファインダー®の専門家として、資質の一つひとつについて表面的に表れる振る舞いそのものだけでなく、その動機づけとなるそれぞれの資質の持つ大切にしているもの、価値観を深く理解しています。

それ故に、それぞれの資質が組み合わさった時に、どのような振る舞いの傾向が出がちかの仮説を立てることができます。

TOP5の組み合わせは、その順番も考慮すると約3,300万通りにもなります。

これを機械的に読み込んでいくのは事実上不可能です。

つまり、この資質の組み合わせによる一人ひとり異なる出方をする傾向性、すなわち資質の組み合わせによるダイナミクスを読み込めるのはストレングスコーチだけなのです。

そして、ストレングスコーチは、文字通りコーチでもあります。

コーチングでは、クライアントに様々な視点からの適切な質問を投げ掛けることで、クライアントに自ら考えさせ、答えを引き出していくアプローチです。

人は、自ら考え導き出された答えに従うことで、行動に移せる確率は格段に上がるものです。

また、自分がこうしたいということを他者に話すことで、すなわち他者と約束することでもさらに行動に移せる確率は上がります。

ストレングスコーチングが通常のコーチングと異なるのは、ある意味コンサルティング的な側面と、コーチングとが融合している点です。

ストレングスコーチは、クライアントのストレングスファインダー®の資質を知ることで、クライアントの思考のクセを容易に把握できます。

その思考のクセゆえの強みとしての活かし方、弱みへの対処の仕方を具体的にアドバイスできます。

そしてそのアドバイスは、クライアント自身の経験値と必ず矛盾なく合致していくので、受け取りやすく、その後につながりやすく、自らの望ましい行動を考える有益な材料になります。

ストレングスコーチングの実際


私のクライアントの例でいくと、ストレングスコーチングに求められるものが大きくは二通りあると思います。

一つには、自分の資質を強みとして活かしていくことを、それまで以上に加速していく方向

もう一つは、自分の資質ゆえの“縛り”により生きづらさを感じている方が、その縛りを緩めてより楽になる方向

その両方にストレングスコーチングは有効です。

前者の代表格は、自分コンパスという自己理解のメディアを運営する八木仁平さんです。

こちらの記事に、ストレングスファインダー®のプロファイリング(資質の読み込み)とコーチングの様子を書いてくれていますが、元々自己の客観視ができている彼は、文字通り加速度をつけて自分の資質を強みとして活かし始めています。

後者の方への私のアプローチは、自分の資質ゆえにブレーキが掛かっている行動に、敢えてチャレンジしてもらうことです。

最初は小さなチャレンジでも、それを少しずつ広げていくことで、自分を縛っていたものが少しずつ緩んでいきます。

自分を形成する芯の部分、骨格は変わらずとも、強固な思い込みを緩め、選択肢を広げていくことでずいぶんと楽に生きられるようになるものです。

3ヶ月集中プログラムを受けてくださった方々の声を読んでみてください。

Uさん(40代女性 看護師)

Yさん(40代女性 薬剤師)

Sさん(30代女性 研究職)

Kさん(30代女性 会社員)

Sさん(40代女性 会社員)

継続的な関わりが大きな変化を生む


コーチングの三原則は、「インタラクティブ(双方向)」「テーラーメイド(個別対応)」「オンゴーイング(現在進行形」と言われています。

ストレングスコーチングでの双方向とは、ストレングスコーチが一方的に自分の仮説を押し付けるのではなく、その仮説を元にクライアントとの協同作業でクライアントの自己理解を促進していくことです。

個別対応は言わずもがなですが、資質の組み合わせは一人ひとり異なります。

その違いをベースにしたクライアントごとの相応しい関わり方をします。

そして、現在進行系であるというのは、単発でのアドバイスで終わるのではなく、クライアントが自ら宣言し実践した結果を次のセッションで振り返り、それに基づいて次なる実践へつなげていくことで、より効果的に行動が促進されるということです。

人のモチベーションは、そうそう長く続くものではありません。

その意味で、コーチと定期的に話すことがモチベーションの維持にもつながります

ストレングスファインダー®の診断を受けただけで活かせていないなぁと思う方、そして自分の資質ゆえの強力なブレーキに悩んでいる方は是非ストレングスコーチングを受けてみてください。

文責 ギャラップ社認定ストレングスコーチ 知識茂雄


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資質のプロファイリング
ストレングスコーチング

自分の資質を強みとして活かす方法を知りたい方は、是非資質のプロファイリング&ストレングスコーチングを受けてみてください。特に、自分の資質を強みとして活かす方向性、バリエーションについても、それぞれの状況に応じて詳しく解説します。


3ヶ月集中プログラム

ストレングスファインダー®による自己理解をベースに、3ヶ月集中して取り組むことで思考と行動が劇的に変わります。


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