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ストレングスファインダー®で自己概念を書き換える

先日、医療従事者の皆さまに「自分らしさの中にある、才能に気づき、強みとして活かす」をテーマに講演してきました。

ストレングスファインダー®の資質(才能の集まり)は「無意識に繰り返される思考、感情、行動のパターン」と定義されます。

つまり、誰でもその人なりの才能を必ず持っているということです。

そして、才能には二面性があり、無意識に強みとして使えている面もあれば、そうでない面、つまりむしろ弱みになってしまっていることもあります。

自分の才能の、その二面性のどちらを自分だと認識しているかで、うまく強みとして使えるかどうかが変わってきます

ネガティブな自己概念がネガティブな現実を引き寄せる


うまく活かせていないというか、活かせている感のない人は、自分のせっかくの才能をむしろ自分のダメなところとして捉えてしまっています。

言い換えれば、“自分はダメな人”という自己概念を持っているのです。

自己概念、つまり自分が自分をどういう人間だと認識しているかというのは、そのまま自分が見ている現実に反映されます

例えば、私は最近になってこのような講演を依頼されることが多くなりましたが、そもそも人前で話すことには苦手意識がありました。

今でも決して得意だとは思っていませんが、以前の私は“話しのつまらない人”という自己概念があり、そういうレッテルを自分に貼り付けていました。

そういう自分が人前で話しをする際、こういうことが起こります

たまたま眠そうな人があくびでもしようものなら、「あっ、やっぱり俺の話しはつまらないんだ…(^_^;)」と反応してしまいます。

たまたま寝不足だったのかもしれないし、たとえ本当にその人がつまらないと思っていたとしても全員がそう思っているとは限らないわけで。

それでも“話しのつまらない人”という自己概念を持っていると、そうだという証拠集めを無意識にやってしまうのです。

こうやって、自己概念通りの証拠がどんどん集まってくる、すなわちその自己概念に応じた現実をどんどん引き寄せていきます

自己概念を書き換える


自分の才能についても同じことが言えます。

せっかくの才能をネガティブに捉えていたら、ちゃんとネガティブな現実が目の前に現れます。

このある意味負のスパイラルを抜け出すのは簡単なことで、自分の才能をポジティブなものとして認識すれば良いのです。

そういう意味でストレングスファインダー®は、自分の才能の強みの面をしっかりと見せてくれるツールなので、自分を肯定的に受け入れやすいものだと思います。

自分の持つ資質(才能の集まり)が、どんな強みとして発揮され得るのかを知り、実際に自分の振る舞いと照らし合わせることで、「確かにそういう強みがある!」と実感することができます。

私自身、例えば自分が上位に持つ「適応性」を、以前はあまりポジティブには捉えていませんでした。

目標を持ち、計画的に物事を進めるのが苦手で、行き当たりばったりな自分を「なんだかなぁ~。」と思っていました。

でも、ストレングスファインダー®を学びに行ったオマハへの旅の中で、自分の「適応性」が確かに自分の強みであることを実感し、今ではだいぶ自分のそういうところをむしろ強みとして肯定的に見られるようになりました。

“行き当たりばったりで、ふらふらしている”という自己概念を、“どんなことがあっても柔軟に対応できる”に書き換えることができたのです。

こうなると、今度はそういう自分だという現実をどんどん目にすることになります。

それによって、強みを発揮している自分という自己概念を強化していくことができます。

つまり、それまでの負のスパイラルを逆回転させることができるわけです。

今回の講演のタイトルにもある通り、才能とは自分らしさの中に隠れています

その、ひょっとしたら埋もれている才能に光を当て、輝かせることのできるのがストレングスファインダー®というツールなのです。



文責 ギャラップ社認定ストレングスコーチ 知識茂雄