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ストレングスファインダー®で意味付けを知る

昨日は、ある企業様でストレングスファインダー研修の講師を務めました。

その中で、こんなコメントがありました。

「私は「戦略性」を持っているのに、これまでの人生であまり良い選択をしてこなかった気がします。」

ストレングスファインダー®は、うまくいく/いかないは言わない


こういう質問が出ること自体は、私自身もとっても良くわかります。

「こういう資質を持っているということは、その資質を活かして物事はうまくいくはずだ。」

こんな風に考えたくなりますよね。

例えば「戦略性」を例にとれば、「戦略性」の方の物事を実行する際のアプローチとして、“まず落とし所を定め、あらゆる選択肢を検討し、幾通りかのオプションを考える”というのがあります。

でも、それで何事も必ずうまくいくかと言えば、必ずしもそうではありません。

場合によっては私のように「適応性」で、場当たり的にやったことの方が、深く考えずにやったことの方が、うまくいくことだってあるわけです。

確かにストレングスファインダー®の資質は、“何をやるにしても、その人なりにうまくいくやり方”を教えてくれるものであります。

でも、“そのやり方でやりさえすれば、いつでもうまくいくはずだ”と考えるのは、やめた方がいいです。

うまくいった/いかなかったって、誰がどう意味付けするかで変わってしまうものだからです。

意味付けですべては変わる


まったく同じ出来事に対して、人それぞれに意味付けは異なります。

ここでもまた、その人なりの資質も関係してくるでしょう。

例えば私の場合は、「最上志向」的に、自分のパフォーマンスに対しての自己評価が低くなりがちです。

常に、「もっと良くしなければ」と無意識に考えてしまうからです。

他にも「責任感」的に、自分がどれだけ最善を尽くしたとしても、結果的に約束を果たせなかったとしたら、そこには深い罪悪感が生まれます。

一方、例えば「運命思考」を持っている人であれば、どんな辛いことでも“人生に意味のないことは起こらない”と、受け止めて前に進めるでしょう。

私の持つ「適応性」も“起こったことは仕方ない”と受け止めさせてくれる資質です。

結局のところ、うまくいく/いかないというのは絶対的なものではなく、その人の意味付けによるところが大きいのです。

であれば、自分の意味付けの仕方と、それがどういう価値観に基づくものなのかを探っていくこと。

そして同時に、世の中には様々な価値観があり、それぞれに意味付けも異なり、自分もそれまでとは違う意味付けの選択をしても良いことに気づくこと。

これにより、もっと自分の人生を肯定的に受け取れるのではないかと思います。

ストレングスファインダー®は、自分の物事に対する意味付けを教えてくれます。



文責 ギャラップ社認定ストレングスコーチ 知識茂雄