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ストレングスファインダー®で「問題」を消す

人が抱える問題というのは絶対的なものではなく、あくまである出来事を“その人は”問題視しているということに他なりません。

“多くの人が”、あるいは“ほとんどの人”が問題だと認識していることはあっても、一人残らず全員が問題だと認識している出来事は存在しません。

つまり、問題というのは、その人の思考が作り出しているのであり、思考が変われば自ずと問題も問題でなくなるわけです。

何を問題と捉えるかは人それぞれ


例えば「調和性」を上位に持つ私は、目の前で誰かと誰かが対立している状況を見ると、それを「問題」と捉えがちです。

でも、その資質を持たない他の人が同じ状況を見ても、それを少なくとも大きな問題とは捉えないでしょう。

他にも、「責任感」を上位に持つ私は、たとえそれが不可抗力であっても自分が他人と交わした約束を守れなかったとき、それを「問題」だと捉え、深い罪悪感を覚えます。

それとて、その資質を持たない人からすれば、「あくまで不可抗力であり自分のせいでもないのに、何を問題視する必要があるのか?」となるでしょう。

こんな風に、その人の持つ資質なりに、何らかの善悪だったり、正否だったり、許容できるかどうかだったりの基準があり、それに照らして出来事を問題かどうかと無意識にジャッジしています。

自分とは異なる基準も世の中には存在するし、それも有り


ストレングス・ファインダー®の資質は34個もあり、人それぞれにどの資質が強く表に出ているかは異なります。

だから、目の前の出来事をジャッジする基準も当然ながら人それぞれに違います。

これは、ごく当たり前のことではあるけれど、多くの人が見過ごしていることです。

いや、実際には、自分とは違うということを知りながら、その人の言動を自分の基準でジャッジしてしまい、それを問題だと認識しているのかもしれません。

自分とは基準の異なる人の言動を問題だと捉えるのではなく、むしろそういう言動も世の中では認められているのだと気づけると、途端にものの見え方が変わってきます。

実際に、そういう言動を自分が選択するかどうかは別として、自分もそういう言動を選んでもいいのだと、そういう基準で物事を考えてもいいんだと思えれば、それまで問題と捉えていたことも、すっと目の前から消えてなくなるかもしれません。

自分が問題と捉えているそのことは、自分のどんな資質がそうさせているのか?

そして、その資質ゆえにこれが正しいと自分が思い込んでいることが本当にそうなのか?

こういうことを自分に問いかけてみると、意外とそれまで問題だと思っていたものが、実はそうではなかったと気づけることもあると思います。

すべての問題は自ら作り出している

であれば、問題を消すのも自分次第

こう考えると楽ですよね。



文責 ギャラップ社認定ストレングスコーチ 知識茂雄