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ストレングスファインダー®で問題の出所を知る

ストレングスファインダー®の資質は、ある客観的事実に対して自分がどう反応しがちかを教えてくれるものでもあります。

それは、ある出来事を自分がどう解釈しがちかということでもあります。

そして、すべての自分が抱える“問題”は、自分が目の前の出来事をどう解釈しているかで生じているものです。

つまり、“問題となる出来事”が起こっているのではなく、起こった出来事を自分が“問題”だと解釈しているというのが、正しい表現なのです。

解釈がすべての問題を作り出している


例えば、私は「最上志向」という資質を持っており、常に何事もより良くありたいし、より良くしたいとの欲求が強くあります。

そういう私からすれば、ある分野において半年、一年経っても自分で自分の進歩を感じられないとすると、それは“問題”になるわけです。

そして、こういうのは他者にも向けられるので、自分から見て向上心が見えない人は、すなわち“問題”のある人になってしまいます。

他にも「調和性」を持つ私は、場の空気を読んでその場で対立が起こらないように振る舞います。

そういう私からすると、チーム内で対立が起こり、ギクシャクした感じがあると、それは“大きな問題”となってしまうのです。

でも、私とは違う資質を持っている人、例えば「調和性」が高いと相対的に順位が低くなると言われている「戦略性」を上位に持つ人は、おそらくそういうのを大きくは問題視しないと思います。

もちろん、程度問題ではあるけれど、「戦略性」上位の人は、ひょっとしたら今ここで起こっている“対立”は後々の良い結果を生むために乗り越えねばならないことと、むしろポジティブに受け取るかもしれません。

つまりは、人それぞれに大切にしているものと目の前の問題を照らし合わせたときに、その人なりに、その人なりの“問題”というものが出現するわけです。

ということは、それがどんなことであっても、万人がそうだと感じる“問題”はこの世に存在しないということです。

問題は自分が作り出していることに気づくと“問題”は解消する


結局“問題”とは、自分自身が作り出しているものに過ぎないので、その“問題“を作り出している思考を知り、自分の解釈を変えれば、問題そのものが解消してしまうことだってある訳です。

上で書いたように、「調和性」が上位の人は、極力全員の納得を求めます。

だから、一部の人が何らかの不満を持っている状態は、とてもざわざわしてしまうし、何とかしたくなります。

でも、それは自分だけの資質がそうさせているわけで、そこに気づければ、周りの人は必ずしもそう感じていないだろうことにも気づけます。

すると、今自分が問題視しているものは、そう感じる必要のないものかもしれないとの適切な疑問を持つことができます。

そう思えれば、すでにその時点で目の前のその問題も、それまで自分が感じていたものよりは大したことのない小さな問題だと感じるかもしれません。

何かに「これが問題だ!」と思った時、まず「自分はこれを問題だと認識している」に置き換えて、その次になぜそれを問題だと認識しているのかを自分に問いかけ、その出所を知る

ぜひこの順番で考えてみてください。



文責 ギャラップ社認定ストレングスコーチ 知識茂雄