ブログ

ストレングスファインダー®で自分の反応を知り、アサーティブな対応を考える

先日、思いがけないトラブルに遭遇し、そういう場面での自分に起こっていることと向き合う羽目になりました。

自分に起こる反応を観察する


新幹線で博多に行ったときのことです。

新幹線を降り、いざ改札を通り抜けようとシャツの胸ポケットに入れていた切符を取り出してみると、乗車券と特急券の二枚あるはずのものが、一枚しかありません。

その瞬間「うわぁ、やっちゃった!」と思いました。

同じポケットにスマホも入れていたので、その出し入れの際に落としてしまったに違いありません。

すぐさま踵を返し、下を見ながら通ってきた道を辿りますが、見つかりません。

以前の私であれば、もっとしつこく探していたと思いますが、最近は「適応性」の方が強く出て、「無いものは仕方ない。」とあっさりと諦めるようになっています。

ひとまず改札に向かい、そばにいた駅員さんに事情を説明すると、「あちらで申告してください。」と、改札横の詰め所みたいなところを指示されました。

そこの駅員さんからは、「どこかに落ちていないか、探してきてください。」とまず言われました。

一通りは探した旨説明しながら、内心「普通、ここに来るまでに探すだろう!」と毒づいている自分もいました。

「責任感」的に、自分がやるべきことはやっているつもりなので、やってあたり前のことを指摘されるとこういう反応になります。

そして、駅員さんは各方面に連絡して拾得物として届けられていないかを確認してくれました。

私としては、なんだか勝手にあっさり通してくれるのではないか(熊本でちゃんと改札通ってるわけだし)と淡い期待を抱いていただけに、ちょっと大事になってだんだんと気分がブルーになりました。

もし、最終的に乗車券分を再び支払えと言われたとしたら、以前の自分であれば、二つの反応のどちらかになります。

「責任感」の方が強く出て、

「ちゃんと熊本駅で改札通ってるわけだから問題ないじゃないか!」

と食って掛かるか、

「調和性」の方が強く出て何も言わずにそのまま従うかです。

(※乗車駅改札で乗車券を通しても、目的地までの分かどうかは証明できないんでしょうね。)

最近は、こんな風に自分の資質とそれにより起こり得る反応を知っているので、ただ反応するのではなく、そう反応しそうになる自分なりにどう対応するかを考えるようにしています

反応ではなく、自分の言動を選択する


こういう風に、ある目の前の出来事に対し自分に起こりそうな反応を知っていると、その反応をそのまま野放しにするのではなく、冷静にその場の自分を見つめることができるようになります

今回の私の場合で言えば、「責任感」的反応のままで相手に食って掛かっても、それは自分の勝手な都合をぶつけているに過ぎず、理不尽な怒りのエネルギーをぶつけられた相手は、やはりそれに反応するわけで、決して良い結末は迎えないと考えられます。

そして「調和性」的な反応で、素直に従うがあっても良いのだけれど、冷静に自分の落ち度を認めつつも、自分が思う主張は“ダメ元”ででもやっていいんじゃないかと考えることもできます。

そうやって考えていくと、行き着くところはいかにアサーティブに自分の言動を選択していくかということですね。

私の場合は、「責任感」「調和性」の組み合わせで、どちらかが反応的に出てしまうとアグレッシブ(攻撃的)か、ノンアサーティブ(受身的)かの両極端になりがちです。

つまり、前者は、I am OK. / You are not OK. 後者は、I am not OK. / You are OK. の状態です。

これを、I am OK. / You are OK. と考えるのがアサーティブです。

今回は、領収書を見せることで、「今回は特別に…」と無事通してもらえて事なきを得ましたが、思いがけず自分の資質とアサーティブなあり方を考えさせられるできごとでした。



文責 ギャラップ社認定ストレングスコーチ 知識茂雄