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ストレングスファインダー®で自己矛盾の謎を解く

最近企業からの依頼でチームビルディングのコンサルに入り、資質の読み込みを提供するケースが増えています。

いろんな方の資質とその組み合わせを読み込む中での、それらの方々の悩みもまた様々です。

言葉として表現していなくても、多くの方が自分の中に抱える矛盾に葛藤を抱えています

ストレングスファインダー®は、その矛盾の謎を解く手助けをしてくれます。

どちらも自分


ストレングスファインダー®では、34の資質が4つのグループに分類されています。

「実行力の資質」であれば、何かを実行し、達成し、成果を出すことにフォーカスしがちです。

一方で、「人間関係構築力の資質」であれば、人との関係性を築く、あるいは損ねないことにフォーカスしがちです。

この二つの資質グループには、ある意味優先順位がコトなのか、ヒトなのかの違いが出てきます。

例えば、人間関係構築力の資質の「共感性」「調和性」を上位に持っていると、少なくとも表向きはソフトで優しい印象になります。

「共感性」は、人の気持ちを損ねないように慮り、や「調和性」は対立を嫌い、できるだけ周りに合わせようと振る舞うことを促します。

一方で、同じ人が「責任感」「信念」「公平性」など、ある種の“べき”、“ねばならない”を伴ないがちな資質を併せて上位に持っていることも当然あります。

この場合、これらの資質が他者に向けられたとき、ある意味他者を厳しくジャッジすることにつながります。

自分の正しさの基準で、ついつい他者をジャッジしてしまうのです。

上に書いた意味で、「人間関係構築力の資質」と「実行力の資質」が上位に同居している場合は、自分の中で相反する思いが生まれ葛藤を招くことがあります

「厳しく周りを指導し、正したい」という思いと、「他者に優しい自分でいたい」との思いのぶつかりです。

こういうことが起こると、多くの方がこういう思いを抱きます。

「一体どっちが自分自身なんだろう?」

この問いに対する私の答えはいつも同じです。

「そのどちらも大切な自分の一部ですよ!」

どちらも大切にしながらどう振る舞うか


大事なのは、どちらも自分の一部として、それらを大切に扱ったときにどう振る舞うかを考えることです。

それらの資質を自分に矛盾と葛藤をもたらすものと捉えるのか、それとも異なる方向性を持ついろんな強みを持っていると捉えるのかで随分と違うはずです。

具体的に言えば、一つにはそれぞれの資質を登場させる場面をある程度自分でマネジメントしていくということです。

コトに焦点を当てるべき時、ヒトに焦点を当てるべき時、自分を客観的に見られていれば完全に無意識で反応的に振る舞うのではなく、ある程度選択ができるようになります。

例えば、自分が何かを依頼された時は「責任感」できちんと役割を果たす、そして他者が約束を守ってくれなかった時は「共感性」を使って、恐らく大変な状況でそれどころではなかったかもしれない相手を慮る…のように。

とは言え、こういう資質の使い方には限度がありますし、無理やりやり過ぎるとかえってストレスを溜め込みかねませんね。

なので、それぞれの資質が今アクセル全開だとしたら、それらを少しずつ緩める努力をしてみることも必要でしょう。

「責任感」であれば、いい加減な自分を許していく。

「調和性」であれば、人に合わせるのではなく自分を優先することを許していく。

そうやって少しずつ自分の枠を広げていけば、それぞれの資質のぶつかりも緩やかになり葛藤も減ると思います。

いずれにしても、ストレングスファインダー®で自己矛盾、葛藤の謎を解いていくと、必ず何らかの対処方法が見つかると思います。

これで悩んでいる方は、是非ストレングスコーチの資質の読み込みコーチングを受けてみてください。



文責 ギャラップ社認定ストレングスコーチ 知識茂雄