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ストレングスファインダー®は哲学とともに導入すべきもの

ストレングスファインダー®を開発したギャラップ社が、ストレングスコーチを養成し始めてから早いもので4年が経ちました。

その効果もあってか、世界中でストレングスファインダー®の受診者は爆発的に増えていますし、その広がりを実感できるようになりました。

こうなってくると、企業でストレングスファインダー®を導入してうまくいったケースを耳にすることも多くなると思います。

すると、「うちでもストレングスファインダー®を導入してみよう!」と思う企業や組織もきっと増えてきます。

そこで気をつけないといけないのが、ストレングスファインダー®はただのツールなので、それをただ導入したからといって十分な効果は期待できないどころか、むしろ逆効果にさえなりかねないということです。

ストレングスファインダー®は、決めつけの道具ではない


私のように「最上志向」を上位に持つ“強み好き”(笑)の人間にとっては、ストレングスファインダー®のようなツールは、とっても魅力的です。

でも、組織やチームに属する全員がそう思っているとは限らないのです。

中には、この種のツールを“決めつけ”的に使われると警戒する人もいます

そういう方に対しては、ストレングスファインダー®が決して決めつけ的に使われることはないことをきちんと説明してあげねばなりません。

ここでも書いていますが、ストレングスファインダー®の資質は、人は一人ひとり必ず違うことを前提としながらも、同じ資質を持つ人は共通した特徴、傾向を持つものとして分類されたものです。

しかも、ストレングスファインダー®の場合は、その人の無意識の思考のクセを5つの資質の組み合わせとして表現するので、一人ひとりをピンポイントで表現することができます

つまり、決めつけどころかむしろ、「人ってこんなにも違うし、違っていいんだ!」を実感できるツールなのです。

まずこの点をしっかり説明してから導入しないと、一部の方には受け入れられないかもしれません。

ストレングスファインダー®は、その活かし方の哲学とともに導入すべきもの

この種のツールを“決めつけ”的に使われると警戒される方の中には、実際に他のツールをそのように使われて懲りている方もいるかもしれません。

もし、そうならば、それはそのツールが悪いのではなく、そのツールをどうやって活かせば良いかの哲学が語られていなかったのだと思います。

ツールは、あくまでツールに過ぎないので、それ自体の導入を目的としてしまっては何の意味もありません。

ツールとは、正しい目的のために、正しい使い方で使うべきものです。

ストレングスファインダー®にも、いくつもの活かし方の哲学があります。

例えば、出来ないこと、苦手なことにフォーカスするのではなく、今自然とできていることに目を向けるということもその一つです。

これをしっかり伝えておけば、少なくとも決めつけで自分にダメ出しされることを懸念している人にとっては、確実に安心材料となるでしょう。

他にも一番大切な哲学としては、このブログでも何回も取り上げている“ストレングスファインダー®は、何ができるのかを教えてくれるのではなく、何をやるにしてもどうやればうまくやれるのかを教えてくれるものである”というのがあります。

これも、資質によって“こういうことしかできない”という決めつけをするのではなく、むしろ今やっていることをもっとうまくやる方法があるかもしれないとの、可能性を広げる方向なので受け入れやすいと思うのです。

これも繰り返し書いていますが、ストレングスファインダー®は“人、組織の可能性を広げるためにある”のです。

ストレングスファインダー®が素晴らしいツールであることは間違いありません。

しかしながら、繰り返し書きますが、所詮ツールはツールです。

哲学なきツールは受け入れられないし、使いものにはならないのです。

ギャラップ認定ストレングスコーチは、ストレングスファインダー®の哲学を大切にしながら、ストレングスファインダー®という素晴らしいツールを有効に使うトレーニングを受けています。

チーム、組織にストレングスファインダー®を導入する際は、ギャラップ認定ストレングスコーチを活用することを強くオススメします!



文責 ギャラップ社認定ストレングスコーチ 知識茂雄