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自分の縛りを緩め、世界を広げよう!

ストレングスファインダー®の資質で自分を理解していくことには、様々なメリットがあります。

そのうちの一つは、自分の持つ資質は世の中全体から見ればあくまで少数派なのだということに気づけることだと思います。

ここに気づけると、自分とは違う人とのすれ違いが減り、もっと楽に生きられるようになります。

資質は刷り込みであり、思い込み


ストレングスファインダー®の資質がどのように形成されるかと言えば、遺伝的な要素が下地にありつつ、幼少期に周りの大人たち、特に親との関わりの中で子どもながらに無意識に自分がどういう存在であれば親から認めてもらえるかと考え、その振る舞いを繰り返し実行する中で、ある意味自分で自分に刷り込んできたものではないかと、私は考えています。

繰り返し、繰り返し、無意識に自分に刷り込んでいった結果、その考え方、振る舞いが自分にとってのあたり前となっていきます。

そして、当然ながらそれぞれの“あたり前=思い込み”は、それぞれに異なるので、そこに価値観のズレが出てきます。

これって、至極当然のことだと思います。

こういうのは、理屈として説明すれば誰でも理解できるはずだし、自分と他人が違うことは頭では理解できているはずです。

それでも不思議なもので、人って自分のあたり前が世の中のあたり前であり、世の中の絶対的な正しさだと思い込んでしまうのです。

この思い込みこそが、人間関係におけるすれ違いを引き起こすのであり、この誤解を解く必要があります。

すべての資質は世の中全体から見れば少数派


ストレングスファインダー®における資質、すなわち“無意識に繰り返される思考、感情、行動のパターン”は34個に分類されています。

ストレングスファインダー®の診断を受けると、そのうち自分に最も強く出ている上位5つの資質を知ることになります。

単純計算でいくと、それぞれの資質が上位5つの中に入ってくる確率は、約15%です。

実際には、ギャラップの集計データで見ると資質ごとに上位5つへの入りやすさは異なりますが、それでも最も入りやすい資質でもせいぜい30%程度です。

これが何を意味するかと言えば、自分の持つ資質は、世の中全般から見ると必ず少数派であるということです。

ここに気づくことが、とても大事だと私は思います。

自分の縛りを緩め、世界を広げる

例えばよく私が例えに出す「責任感」という資質は、高い道徳観、倫理観を伴います。

なので、私自身がそうですが、基本的に世の中のルールや決まりごとの類は、しっかりと守る方です。

そんな「責任感」を持っている人間から見ると、世の中には実に“いい加減”な人たちがたくさんいるように見えてしまいます。

そして、それに勝手にイライラしてしまいます。

それはそうですよね。「責任感」の資質をTOP5に持つ人が仮に30%いたとして、残りの70%はその資質を持っていない人たちです。

この事実を見ると、自分の周りの人たちがいい加減なのではなく、実は自分がきちんとし過ぎていることに気づきます。

今まで“間違っている”と思っていた人たちの振る舞いが、実はそうではなくむしろ世の中全体としてはそちらの方がある意味標準だということに気づきます。

まずそれだけで、周りに対するイライラが減ると思います。

そして、自分自身も世の中の標準に近づいていくことを自分に許せるようになると思います。

自分の資質ゆえに頑張り過ぎてしまう人は、資質として表に出ている自分の大切にしているある種の行動規範を守らないと、自分の存在価値が脅かされてしまうと怖さを感じているはずです。

でも、上で見てきたように、そんなことを感じる必要はないのです。

自分で自分を縛り付けてしんどくなっている人は、こんな風に考えると自分の縛りを緩めて、世界を広げることができると思います。



文責 ギャラップ社認定ストレングスコーチ 知識茂雄