ブログ

資質とは柑橘類のようなもの

ストレングスファインダー®︎のような診断ツールに対し、自分を決めつけられるような気がして拒否反応を示す方もいます。

でも、ストレングスファインダー®で出てくる資質は、決してその人のことを決めつけるものではありません。

資質とは柑橘類のようなもの


ストレングスファインダー®の資質は、200万人以上に及ぶインタビュー結果に基づくものであり、一つひとつの資質の解説は、言ってみれば同じ資質を持つひとの傾向の最大公約数を表わしています。

裏返せば、例え同じ資質を持っていたとしても、その資質により表に出てくる傾向性は、一人ひとり必ず違うということです。

それは、一つには資質同士の組み合わせにより、その色合いが変わってしまうということももちろんありますが、恐らく一つひとつの単体の資質でも微妙に人それぞれに異なるはずです。

私はそれを“資質とは柑橘類のようなものである”と表現しています。

どういうことかと言えば、例えば、みかん、ポンカン、ゆず、グレープフルーツ、ライムと並べてみると、それぞれに色も形も大きさも全く異なりますね。

それでも、ほとんどの方は、それらを総称して“柑橘類”と呼ぶことに違和感を持たないと思います。

それは、これらの果物は、油胞を持つ皮があり、果肉は小袋に分けられ、その味は甘酸っぱいという共通した特徴を有しているからです。
資質とは、まさにこういうものだと思っています。

一人ひとりの傾向性は、同じ場面でも微妙に異なるものだろうし、それがあたり前だけれど、それでもその資質なりに共通した部分が必ずあり、まずそれを理解し自己理解を深めていく入り口にすれば良いと思うのです。

その意味で、ストレングスファインダー®の資質は決して決めつけにはなり得ないし、資質だけで自己理解が完了するものでもないと思います。

あなたそのものではないけれど、あなたに限りなく近いもの


とは言え、ストレングスファインダー®は200万人以上の人々へのインタビュー結果に基づき作られたものです。

つまり、様々な個性を持つ膨大な数の人々の思考のクセを分類し、そこから資質ごとの共通点を見出したものです。

しかも、各資質は共通した傾向を持たないもの同士として、しっかりと分類されています

その意味では、一人ひとりの傾向性のバラツキはあったとしても、やはりその人のことを良く言い表しているのは間違いありません。

資質とその組み合わせは、あなたそのものではないけれども、あたなに限りなく近いものを言い表している

それくらいの捉え方で接してもらえればいいのかなぁと思います。

そして、これも繰り返し述べていますが、ストレングスファインダー®は単なるツールです。

ツールに振り回されることなく、自分が幸せに生きるために、どう都合良く使っていくか。

この視点が最も大切だと思っています。



文責 ギャラップ社認定ストレングスコーチ 知識茂雄