ブログ

ストレングスファインダー®で、葛藤を安心に変える

ストレングス・ファインダー®の資質の組み合わせは、時に自分に様々な葛藤を起こさせることもあります。

それも結局は、それをどう受け取り、どう自分の資質を意識して使っていくかで大きく変わってきます

葛藤の起こる仕組みを知る


ストレングス・ファインダー®の資質は34個に分類してあり、そこから上位5つを持ってきたときの組み合わせの数(順位も加味したいわゆる順列)は、3,300万通り以上あります。

この膨大な数の組み合わせが、人それぞれの個性を生むわけですが、人によってはそれぞれの資質同士がぶつかり合い葛藤を招くことがあります

例えば、私の場合は「責任感」 x 「調和性」で、こういうことが起こります。

「責任感」の資質は、自分なりの正しさの基準、言い換えれば“べき”、“ねばならない”を持ちやすい資質です。

だから、他人の言動を見ていて、「それは間違っている!」と、ついつい正したくなってしまいます。

そして、私の場合は身内だとか、以前で言えば部下だとかには、ついついそうやって自分の正しさを押し付けてしまっていました。

ま、完全に過去形にはなっていませんが。(^_^;)

一方で、「調和性」は、人との対立を極端に避ける資質でもあるので、本当であれば自分の正しさをぶつけたくなっても、それが言えなくなることも多々あります。

それゆえ、身内だとか、部下とか比較的自分が優位に立てる相手には言えることが、自分が対等以上と認識している人に対しては、途端に言えなくなることも多々あります。

なんかこう書くと、いやらしいですね。

でも、本当だから仕方ない。(^_^;)

他にも、「自我」 x 「調和性」で、こんなことが起こります。

「自我」は、自分を重要な存在として認めさせたいという欲求を持つ資質です。

それゆえに、基本的には人の前に出たいとか、目立ちたいとかの欲求を伴うことが多いです。

私にも、そういうところは確かにあります。

でも、そういうところもやはり、「調和性」がブレーキを掛けるのです。

自分が目立つことで、“出る杭”になりたくないのです。

だから、目立ちたいのに目立ちたくないと、ややこしいことになります。

まずは、こうやって自分の中のアクセルとブレーキになっているものを資質から理解して、自分なりの葛藤のメカニズムを解き明かすことが大切です。

アクセルとブレーキをゆるめる


上で書いたように、自分の内の葛藤は、自分なりのアクセルとブレーキをうまくコントロールできないことで起こります

特に、自分の資質とその組み合わせ何が起こっているかわからないと、アクセルとブレーキのそれぞれをベタ踏みしている状態になるわけで、それでうまくコントロールするのは、プロのドライバーでも難しいです。(笑)

アクセルとブレーキの両方をベタ踏みしている状態は、それぞれの資質のベースメント(弱み使い)がダダ漏れ状態での掛け合わせになるので、それはしんどいですよね。

だから、まず必要なのは、アクセルとブレーキになっているそれぞれの資質のベースメントに対処することです。

すなわち、それぞれを緩めていくことです。

私の「責任感」であれば、自分の正義を振り回すのではなく、世の中にはいろんな正しさがあり自分だけが正しいわけではないことを知ることです。

「調和性」であれば、対立が良くないことという認識も「調和性」を持っているが故に起こることであり、世の中全般としての認識は必ずしもそうではないことを知ることです。

そうやって、ぶつかり合うそれぞれの資質から来る、視野が狭くなっている思考を緩めることで、だいぶ楽になると思います。

というか、私自身もだいぶ楽に生きられるようになりました。

受け取り方を変える


もう一つは、葛藤を招いているその構造の受け取り方を、そっくり変えてしまうことです。

私の場合で、「責任感」 x 「調和性」で起こっていることは、言いたいけど、言えない、言えないからストレスが溜まる、そしてそれが時に爆発する…という感じです。

何でそうなるかと言えば、結局その構造そのものを否定的に見ているからでもあると思います。

見方を変えれば、私の「調和性」は、ついつい厳しい言い方、接し方になってしまう自分を、柔らかくソフトにさせてくれている資質でもあるのです。

そういう風に、自分の資質を肯定的なものとして認識していれば、それを積極的に活かそうという意識も出てきます

ある意味、多少厳しい内容のことであっても、「調和性」を持つ自分の言い方は、そんなにきつい言い方には取られないということでもあるので、もう少し積極的に発言してみようとか思えるようになります。

ちょっとした見方を変えるだけで、葛藤が安心に変わる瞬間があると思います。

ストレングス・ファインダー®で自己理解を深める意味は、ここにもあります。


文責 ギャラップ社認定ストレングスコーチ 知識茂雄