ブログ

ストレングス・ファインダー®の下位資質の扱い方



ストレングス・ファインダー®は、34個に分類された資質に重み付けをし、順位がついています。

以前は、上位の5つの順位しか知ることができませんでしたが、2013年頃から34資質すべての順位を知ることができるようになっています

34資質すべてを知るということは、当然ながらTOP5とは真反対に位置する下位資質も知ることになります。

下位資質は、言ってみれば自分が苦手だったり、不得手だったりすることを表わしています。

ここでは、下位資質への対処の仕方を書きます。

あきらめるのが一番


もっとも良い対処方法は、きっぱりとあきらめることです。

私の下位の5つは、下から順に、

「回復志向」「原点思考」「指令性」「目標志向」「戦略性」です。

TOP5は、

「最上志向」「調和性」「学習欲」「アレンジ」「適応性」です。

ちなみに、「最上志向」「回復志向」、そして「調和性」「戦略性」は、統計的に離れて出やすい、すなわち片方が上位だと、もう片方が下位になりやすいと言われており、そのまんまの結果ですね。

私自身は、もともと「最上志向」で、どちらかと言えば強みに目を向けがちで、そもそも下位には目が向かない方であることもあり、この結果を見て「あぁ、たしかに無いなぁ。」くらいで終わりました(笑)。

とは言え、わかっていたとは言え多少残念だったのは「目標志向」「戦略性」でしょうか。

「目標志向」に関しては、たしかに昔から目標を定めて計画に物事を進めるのが苦手だったので、やっぱりね!という感じでした。

「戦略性」も、たしかにね…という感じ。

どうにも、行き当たりばったり感ばかり感じていましたので。

でも、この2つが自分にないことがわかったことで、逆に「適応性」の「今今を生きる」を極めていこうと覚悟ができたのも確かです。

なんというか、ばっさりと引導を渡されたというか(笑)。

こんな風に、自分の下位資質を知ることで、自分がなぜそれを苦手なのかが明確になり、結果的にその苦手なことにあきらめがつくこともあります

まず、下位資質への対処としては、この“きっぱりあきらめるが”手っ取り早いし、それ以上悩まないのでベストな選択だと思います。

苦手を上位資質で補う


とは言え、社会生活を営む上で、全て苦手なことをあきらめるわけにはいかないこともあります。

そういう時は、何とか上位資質を使って補えないかを考えます。

例えば、「目標志向」が低く、「適応性」の高い私は、目標を持つことに意味を見出せません。

目標を立てたところで、「どうせ先はわからないし。」と思ってしまうのです。

でも、組織で働いていた頃は、やはり目標管理的なものはあるわけで、それに乗っからないわけにもいかないわけです。

今振り返ると、私の場合はそこへの対処を、TOP10にある「責任感」に任せていたなぁと思います。

「責任感」の資質が、たとえそれが苦手なことであっても自分のやるべきことだと認識すれば、きちんと責任をもってやらせてくれます

そういう意味では、私にとってはとっても使い勝手の良い資質です。

ベースメントに出ると、手に負えなくなる資質でもありますが。(^_^;)

他には、29番目が「社交性」なのですが、たしかに私は人見知りが激しく、初対面の方とはなかなかうまく話せません。

そんな私ではありますが、意外と交友関係が広いのは、3番めの「学習欲」のおかげです。

「学習欲」は、学びのためであれば行動にも結びつく資質なので、様々な学びの場に出かけることで結果的に多くの人とつながることに結びついています。

こうやって、無意識のうちに上位資質で下位資質を補っていることもありますが、それを意識的にやることで、よりうまく対処できるようになると思います。

得意な人に頼る


上の2つは、自分自身で閉じた話しですが、チームで仕事をする場合は、何も自分ですべてをやる必要はないですね。

適宜役割分担をして、強みを借り合い、貸し合えば良いのです。

と言いつつ、借りるのが苦手な私としては、自分自身の良い事例をあまり思いつかないのですが。(^_^;)

でもまあ、例えばこういうことです。

私の場合は、「調和性」で、なにかと遠慮しがちだし、自分の意見を率直に伝えるのが苦手です。

何かを断るとか、少々面倒なことをお願いするとか。

こういう時、そういうのを苦にせずさらりと口にできる人もいますよね。

そんな人に、自分が伝えにくいことを言ってもらうということがあってもいいわけです。

もちろん、それだけの信頼関係がそこにあることが大前提ですが。



いかがでしょうか?

他にも、下位資質への対応としては、無意識でできないことを意識化するために構造化するとか様々対応策があります。

いずれにしても、上位資質を強みとして活かしていくとともに、下位資質にもうまく対応していくことで、より楽に生きられるようになります

皆さんも、是非34資質すべての順位を確認してみてください。


34資質の順位の確認の仕方は、こちらをご参照ください。

上記以外の34資質を知る意味は、こちらをご参照ください。

そして、特に34資質の場合は、上位の資質の組み合わせも膨大になるので、しっかりと自己理解を深めるために、資質のプロファイリング(読み込み)を受けられることを、強くオススメします。


文責 ギャラップ社認定ストレングスコーチ 知識茂雄