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ストレングスファインダー®で、自分のニーズを知り、感情の出方を緩やかにする その1

前回のブログ「ストレングスファインダー®で、自分の感情の出所を知り、マネジメントする」を読んでいない方は、是非そちらを先に読んでくださいね。

前回は、ストレングスファインダー®で感情の出所を知り、それが自分だけのものであることを自覚することが、感情をマネジメントする第一歩であることを書きました。

今回は、感情を引き起こす元となっている思考の緩め方について書きます。

ストレングスファインダー®の資質は、ニーズと価値でできている


ちなみに、これから書くことは私見であり、ギャラップが言っていることではありませんので、あしからず。

実は、こういうのも自分の「責任感」という資質が言わせているんですよね。

「責任感」というのは、ウソをつかずに正確に伝えたいという欲求を持っているので。

さて、ストレングスファインダー®の資質は、無意識に繰り返される思考、感情、行動のパターンと定義されています。

つまり、資質そのものは、単なる“パターン”です。

でも、その表に出てくるパターンのベースには、自分の持っている「ニーズ」とか「価値」とかがあるはずです。

ここでいう「ニーズ」、「価値」は、コーチング、特にパーソナルファウンデーション(自己基盤)で言うところの「ニーズ」と「価値」を指しています。

「ニーズ」とは、自分が自分らしくいるために“必要としているもの”であり、“満たすべきもの”です。

一方「価値」とは、純粋に自分の喜びとしてやっていることであり、満たすとか、欠けているとかの概念を持たないものです。

わかりづらいですよね?

具体的に、「学習欲」という資質で考えてみましょう。

「学習欲」は、文字通り学ぶことに対する欲求の強い資質です。

この“学びたい”ということに対して、ひょっとしたらそれが「ニーズ」から来ているものと、「価値」から来ているものの二通りあるかもしれません

もしそれが「価値」から来ているものであれば、純粋に学ぶことが大好きだから学んでいるだけで、学ぶことで何が得られるかにはあまり関心が向かないと思います。

でも、それがもし「ニーズ」から来ているとしたら、例えば学ぶことで何らかの知識が得られて、その知識を蓄積していっている自分だからこそ存在価値があるとの思い込みがあるかもしれません

この場合は、無意識に自分の存在価値を証明するために学んでいることになります

だから、常に何かを学んでいる自分でないと、不安な気持ちになってしまうでしょう。

もう一つ、別の資質を見てみましょう。

「自我」という資質には、2つのタイプがあるのではないかと、私は思っています。

どちらかと言えば「価値」よりの「自我」と、どちらかと言えば「ニーズ」よりの「自我」です。

「自我」の才能の一つに、人前に出て目立つというのがあります。

これがもし、純粋にそれを喜びとしてやっているとしたら、それは「価値」に基づくものと考えて良いかもしれません。

一方、私が持っている「ニーズ」よりの(?)「自我」は、ちょっと違うんですよね。

自分では、ちょっと卑屈な「自我」と呼んでいます。(笑)

この種の「自我」は、他者からの承認を渇望していて、いつも満たされない感覚なのです。

だから、承認が得られない環境にいると、ついつい卑屈になってしまいます。

とまあ、こんな風に資質の向こう側には「ニーズ」と「価値」が潜んでいるのだと、私は思っています。

そして資質というのは、それぞれが単独で表に出てくるものではなく、それぞれの資質が複雑に絡み合って表に出ているので、「ニーズ」よりか「価値」よりなのかは、組み合わせでも違ってくるのでしょう。

もっと言えば、それぞれの資質、あるいはその組み合わせが「ニーズ」から来るものなのか、「価値」から来るものなのかは、くっきりはっきり分けられるものでもないのかもしれませんね。

自分の「ニーズ」を知り、マネジメントする


で、何で私がこういう議論を持ち出すかと言えば、「ニーズ」というのはネガティブな感情に結びつきやすいと思っているからです。

誤解のないように言っておくと、「ニーズ」があること自体が悪いことだということではありません。

「ニーズ」は誰しも持っているものです。

ただ、自分の「ニーズ」を自覚し、それを適切にマネジメントしないと、時にそれが暴れてケガをすることがありますよということです。

上にも書きましたが、「ニーズ」のさらにその先には、自分が周りからどう見られたいか、言い換えるとどんな自分であれば周りから認めてもらえるかの思い込みがあります

だからこそ、それを満たそうと必死になる訳です。

さて、これがどう感情とつながっていくのか?

長くなったので、次回に譲ります。

文責 ギャラップ認定ストレングスコーチ 知識茂雄



自分がどんなニーズを持って生きているのかを知っておくことは、とても大切なことです。ストレングスコーチングでは、クライアントのニーズも大切に扱っていきます。