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アサーションとの出会い

category : アサーション 2013.11.21 

アサーションとは、自分のことも相手のことも、共に大切にしながら素直に率直に自己表現するコミュニケーションのあり方です。

私がアサーションと出会ったのは、確か2006年のことです。

その当時半導体製造会社の技術者として働いていた私は、社内風土改革プロジェクトのメンバーに立候補して活動していました。

社内風土改革にはまずコミュニケーションの改善から…ということで、いろいろと調べているうちに「アサーション」という耳慣れない言葉と出会いました。

我々が狙っていたのは、部下から上司に対して率直にモノが言える風土の実現だったので、アサーションはうってつけだったわけです。

そして、我々の計画はある意味壮大なものでした。

数千人の従業員全員にアサーションのトレーニングを受けてもらおうという…。

そのために、まずは7名のメンバーが社内講師となることを前提に、アサーションのトレーニングを受けることになりました。

そこで、私自身とても大きな気付きを得ました。

トレーニングの中で、研修をファシリテートする演習がありました。

一人のデモが終了したら、他の人が「良かった点」「改善が必要な点」を順番にフィードバックするのですが、講師からは「まずは『良かった点』のみコメントしてください」と言われていました。

そして私のフィードバックする番が来ました。

「◯◯さんは△△が□□だったので、とても良かったと思います。」

「ただ…」

その瞬間間髪入れずに講師の声が飛びました。

「『ただ…』は要りませんっ!!」

私は一瞬「ムッ」としたものの、次の瞬間には「うわぁ…」と頭を抱えたいような、とても恥ずかしい気持ちになりました。

「良かった点を…」と言われていたのに、自分の頭の中では「どこが悪かったか?」にしかアンテナが立っていなかったのです。

だから「良かった点」も口にはしているものの、きっと芯からそう思っていたわけではなく、おざなりな言葉を投げ掛けていたと思います。

これが自分の無意識の思考のクセに気づいた最初だったような気がします。

「こうあらねば」で自分を縛りつけ、自分を認めず、自分のことを批判的に見ていた私は、その反動で周りをも批判的な目で見ることしかできなくなっていました。

このことに気づけたのは、振り返ってみれば後の自分の人生に大きな影響を与えた出来事でした。

この研修では、他にもいろいろと気づきがありました。

次回に続きます。

文責 知識茂雄

 

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